洗面所(脱衣場)の床をDIYでクッションフロアに張り替える方法

洗面所の床にクッションフロアをDIYで貼る方法|数千円で張替えして清潔感のある脱衣所にリメイク!

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この記事では、洗面所(脱衣場)の床のクッションフロア(CF・床シート)をDIYで張り替える方法を写真付きでまとめています。

クッションフロアの貼り方はとても簡単。カッターナイフやハサミで床の形に合わせてちょきちょき切って、接着剤か両面テープで貼りつけるだけ!

自分ですれば材料代も4000円程度と格安です。

  • 大きな図工感覚で初心者でも張り替え可能!
  • 費用は材料代の4000円ほど(施工面積2m2の場合)

床を張り替えるだけで洗面所の印象がガラッと変わります。実際にDIYしてみた内容を細かくまとめたので、ぜひチャレンジしてみてください。

ビフォーアフター

Before

クッションフロアを貼り付ける前の洗面所(脱衣場)の床

After

新しいクッションフロア(CF・床シート)を貼り付けた後の洗面所(脱衣場)の床
古い洗面台のミラーキャビネット(鏡台)を取り外した様子
洗面化粧台を取り外す様子
洗面化粧台を取り外した洗面所(脱衣所)の床
洗面化粧台を取り外した後

今回の作業場所は平成3年築の貸家の洗面所。

元々ついていた古い洗面化粧台を「古い洗面化粧台の取り外し方法」の記事で取り外しました。

今回ここの床を新しいクッションフロアに張り替えしていきます。

MEMO

既存の洗面化粧台を撤去しなくても、クッションフロアの張替えはできます。

洗面所(脱衣場)の床をクッションフロアに張り替えるために準備するもの

洗面所の床をクッションフロアに張り替えるために準備するものを説明します。

クッションフロア(CF・床シート)

購入した大理石柄のクッションフロア(CF・床シート)

大理石柄の白いクッションフロアです。CFや床シート、クッションシートとも呼びます。

今回、洗面所の床用のクッションフロアには大理石調の白いものにしました。

ホームセンターやネットショップで切り売りで販売されているので、床のサイズに合わせて必要な分だけ購入できます。

通常、幅182cmで売り出されており、1mあたり1300円ほどでした。

クッションフロア|大理石柄 HM-1094
サンゲツ
MEMO

クッションフロアは、ホームセンターよりネットで探す方が柄の種類も豊富なのでおすすめです。

クッションフロア専用接着剤または両面テープ

クッションフロア(CF・床シート)の張替えに使用する道具と接着剤

クッションフロア専用の接着剤(ボンド)です。

クッションフロアの貼り付けでは

  1. 専用接着剤(ボンド)
  2. 両面テープ

のどちらかを使います。

僕はしっかり貼り付けたいので、いつも専用接着剤を使っています。

今回購入した接着剤の使用量は「250〜300g/m2」ですので、2m2程度の洗面所ぐらいの広さなら1kgのものがおすすめです。

OKI
OKI

僕は3kgのものを買ってしまって大量に余ってしまいました(泣)

両面テープの場合はこちら。

張り替えに必要な道具・副資材

①はさみ

②カッターナイフ

③クシ目ゴテ

④コーキングガン

⑤スクレーパー

⑥ジョイントローラー

⑦マスキングテープ

⑧シリコンシーラント

画像を押すと商品ページに移動します。

  1. はさみ
    クッションフロアを切るために使います。
  2. カッターナイフ
    クッションフロアを切るために使います。
  3. クシ目ゴテ
    接着剤を塗るときに使います。両面テープで貼る場合は不要です。
  4. コーキングガン
    シリコンコーキングで仕上げるときに使います。(必要な人だけ)
  5. スクレーパー
    排水口をセメントで埋め立てする場合に使います。(必要な人だけ)
  6. ジョイントローラー
    クッションフロアの圧着に使います。
  7. マスキングテープ
    シリコンコーキングする場合に使います。
  8. シリコンシーラント
    壁や便器とクッションフロアの隙間を埋める場合に使います。

洗面所(脱衣場)の床をクッションフロアに張り替える方法【サンゲツ 大理石柄CFのDIY貼り付け例】

では、実際に脱衣場の床をDIYでクッションフロアに張り替えていく手順を写真付きで説明します。

リフォーム手順

【必要な場合】洗面化粧台を取り外す
古い洗面台のミラーキャビネット(鏡台)を取り外した様子

洗面化粧台を交換する場合は、クッションフロアの張替え前に撤去します。

洗面化粧台はそのままでもクッションフロアを張替えできますが、一緒に洗面台も交換しておくともっときれいになります。

洗面台は安いものなら3万円程度ですし、交換もDIYでできます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

【必要な場合】古い床材を撤去する
洗面化粧台を取り外した洗面所(脱衣所)の床

洗面所の床に古いクッションフロアなどの床材がある場合ははがします。

クッションフロアを貼り付ける前の洗面所(脱衣場)の床

床に大きな凸凹がない状態にしておきます。

古い床材を剥がすと接着剤などが下地に残り、凸凹している場合があります。その際はスクレーパーという道具を使うと便利です。

MEMO

リフォーム屋さんによると、下地に大きな凸凹など問題なければ古いクッションフロアに上張りすることもあるようです。

床の寸法を測る
クッションフロアを貼るために洗面所(脱衣場)の床の寸法を測る

洗面所の床の縦横のサイズを採寸します。

採寸結果

洗面所の床の寸法:171cm × 115cm (約2m2

MEMO

床の採寸ではドアの部分の凸凹なども含めて一番長いところを測ります。

クッションフロアをカットする
新しいクッションフロア(CF・床シート)の大きさを決める

新しいクッションフロアは、加工時の余分(+10cm程度)を考え180cm×125cmで用意します。

新しいクッションフロア(CF・床シート)をはさみで切る

クッションフロアの元々の幅が182cmなので横幅はそのまま使用し、必要な125cm分を測ってハサミでカットします。

洗面所の床の大きさより少し大きめに切った新しいクッションフロア(CF・床シート)

80cm×125cmにカットしたクッションフロアです。

MEMO

裏面に目盛りが印刷されているのでメジャーも必要なく、また簡単にまっすぐにカットできます。

クッションフロアを仮置して位置決めする
新しいクッションフロア(CF・床シート)を洗面所の床に広げる

カットしたクッションフロアを洗面所の床に仮置きします。

新しいクッションフロア(CF・床シート)の位置は柄を考えて決める

柄に縦横のラインがある場合は、縦横のラインが部屋の縦横と平行になるように位置調整します。

MEMO

クッションフロアは床のサイズより大きめに切ってあるので、床の周囲4辺すべてに余分な長さが残るように仮置きします。

クッションフロアに切れ込みを入れる
新しいクッションフロア(CF・床シート)に切れ込みを入れる

余分なところに切れ込みを入れます。

新しいクッションフロア(CF・床シート)に切れ込みを入れた様子

角の部分が徐々に出てきました。

MEMO

クッションフロアを壁に押し倒そうとしたとき、あきらかに床に当たらずに不要なところが分かります。その部分をカットします。

クッションフロアを床の形にカットする
新しいクッションフロア(CF・床シート)を洗面所の床に合わせてカットする様子

少しずつ余分なところをカットしていきます。

新しいクッションフロア(CF・床シート)を洗面所の床に合わせてカットした様子

4辺とも突っ張りがないような状態までカットしました。

きれいにカットできたクッションフロア

柱部分などの形状に合わせて、きれいにカットできた例です。

クッションフロアの加工に失敗した部分

間違って切りすぎて隙間の空いてしまった失敗例です。

OKI
OKI

少しくらい隙間があいても大丈夫!あとで解説するシリコンコーキングで隠せます。

排水口部分も切り抜く
新しいクッションフロア(CF・床シート)の排水口部分も穴を開けておく

排水口の穴は手で探り、切れ込みを入れてくり抜きます。

床に専用接着剤(ボンド)を塗る
クッションフロア(CF・床シート)の張替えに使用する道具と接着剤

床に専用接着剤を塗っていきます。

洗面所の床にクッションフロア専用接着剤を塗る

クッションフロアを半分めくって、見えている床に接着剤を塗ります。

洗面所の床にクッションフロア専用接着剤を塗る

反対側も同じようにクッションフロアをめくって床に接着剤を塗ります。

接着剤の使用量の目安

250〜300g/m2

MEMO

クシ目ごてがあると接着剤を塗るときに便利です。

クッションフロアを圧着する
新しいクッションフロア(CF・床シート)の排水口部分も穴を開けておく

クッションフロアの表面を内側から外側に向かって、ジョイントローラーなどで圧着します。

貼り付け可能時間

10〜30分(23℃の場合)

MEMO

圧着時にはみ出たボンドは乾かないうちに雑巾で綺麗に拭いておきます。

接着剤を乾燥させる
放置して接着剤を乾燥させる様子

接着剤を乾燥させます。乾燥に1日おいたら十分です。

【必要な場合】シリコンコーキングで仕上げる
注意

シリコンコーキングはしてもしなくてもどっちでもよいです。クッションフロアの端面の仕上がりが悪い場合に隠すことができます。

シリコンコーキングに用意したコーキングガン・シリコンシーラント

仕上がりの悪かった部分を隠すために、白色の防カビ剤入りのシリコンとコーキングガンを準備しました。

クッションフロアの加工に失敗した部分

仕上がりが悪く少し隙間が空いてしまった部分をシリコンコーキングします。

マスキングテープを貼ってシリコンを指でならす様子

マスキングテープを貼ってシリコンを注入し、指でならします。

仕上がりの悪かったところがシリコンコーキングで隠れた様子

乾かないうちにマスキングテープを剥がすと、隙間がきれいに隠れました!

シリコンコーキングをすると、隙間が大きくなってしまったところもきれいに隠すことができます。

詳しいやり方は「シリコンコーキングする方法」の記事で詳しく解説しています。

関連記事のリンク
クッションフロアの張り替え完了

ビフォーアフター写真

Before

クッションフロアを貼り付ける前の洗面所(脱衣場)の床

After

新しいクッションフロア(CF・床シート)を貼り付けた後の洗面所(脱衣場)の床

使用道具・資材の一覧

外観リンク
クッションフロア|大理石柄 HM-1094
サンゲツ
クッションフロア|大理石柄 HM-1094
サンゲツ

リフォーム費用と作業時間の目安

リフォーム費用の目安

項目数量単価金額
クッションフロア1.25m1,300円1,625円
クッションフロア用接着剤1個900円900円
シリコンシーラント1本600円600円
マスキングテープ(8個入)1個560円70円
合計3,195円
MEMO

今回の洗面所の施工面積は約2m2だったので、平米単価は約1,600円です。

作業時間の目安

  • クッションフロアの張り替え:3時間(乾燥時間除く)

まとめ|脱衣場の床の張り替えリフォームは自分でも簡単にできる!

新しいクッションフロア(CF・床シート)をはさみで切る
新しいクッションフロア(CF・床シート)に切れ込みを入れる

クッションフロアの貼り方をまとめると

  1. 床の形に合わせてクッションフロアをカットする
  2. 接着剤または両面テープで貼り付ける
  3. 隙間が大きいところはシリコンコーキングで隠す

実際の作業も、専門的な技術も必要なくハサミやカッターでチョキチョキするだけなので大きな図工をしているような感覚です。

費用もクッションフロアと接着剤で4000円ほどと格安なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

クッションフロア|大理石柄 HM-1094
サンゲツ

好きなクッションフロアを探そう

クッションフロアにはたくさんの柄があります。ホームセンターでは種類が少ないのでネットでお気に入りの柄を見つけてみてくださいね。

木目柄のクッションフロア

木目柄のクッションフロアは、洋室やキッチンなどの床におすすめです。

石目柄のクッションフロア

石目柄のクッションフロアでは、洗面所の床などにおすすめの柄です。僕はいつも清潔感の出る大理石柄のクッションフロアを選んでいます。

パターン柄のクッションフロア

パターン柄のクッションフロアは、ちょっとおしゃれな床にしたいときにおすすめです。

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2 COMMENTS

バーダック

順調に仕上がってますねー。
一度、自宅の浴室脱衣場のCFを自分で貼ってみて練習してみたいと思います。
入居が始まった貸家ですが、浴槽に人が入ると重みで浴槽が沈んでコーキングが割れた、というクレームが入りました。
そんなことになる巨漢は入居者にいなかったのですが、浴槽がやわなのか?
業者さんに調べてもらいます。

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管理人おーき

バーダックさん、いつもありがとうございます^^
ようやくクッションフロアが貼れました☆
まだ浴室とキッチン等々が残っていて、11月中完成は厳しそうになってきました・・(笑)
重みで浴槽が沈むなんてあるんですねぇ。大きな改修にならなければよいですが、ちょっと心配ですね><

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