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この記事では、洗面所(脱衣場)の床のクッションフロア(CF・床シート)をDIYで張り替える方法を写真付きでまとめています。
クッションフロアの貼り方はとても簡単。カッターナイフやハサミで床の形に合わせてちょきちょき切って、接着剤か両面テープで貼りつけるだけ!
自分ですれば材料代も4000円程度と格安です。
- 大きな図工感覚で初心者でも張り替え可能!
- 費用は材料代の4000円ほど(施工面積2m2の場合)
床を張り替えるだけで洗面所の印象がガラッと変わります。実際にDIYしてみた内容を細かくまとめたので、ぜひチャレンジしてみてください。
ビフォーアフター
Before
![クッションフロアを貼り付ける前の洗面所(脱衣場)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-10-min.jpg)
After
![新しいクッションフロア(CF・床シート)を貼り付けた後の洗面所(脱衣場)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-25-min.jpg)
洗面所(脱衣場)の床をクッションフロアに張り替える前の様子
![古い洗面台のミラーキャビネット(鏡台)を取り外した様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2013/10/washstand-disassemble-4-min.jpg)
![洗面化粧台を取り外した洗面所(脱衣所)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-04-min.jpg)
今回の作業場所は平成3年築の貸家の洗面所。
元々ついていた古い洗面化粧台を「古い洗面化粧台の取り外し方法」の記事で取り外しました。
今回ここの床を新しいクッションフロアに張り替えしていきます。
洗面所(脱衣場)の床をクッションフロアに張り替えるために準備するもの
洗面所の床をクッションフロアに張り替えるために準備するものを説明します。
クッションフロア(CF・床シート)
![購入した大理石柄のクッションフロア(CF・床シート)](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-18-min.jpg)
大理石柄の白いクッションフロアです。CFや床シート、クッションシートとも呼びます。
今回、洗面所の床用のクッションフロアには大理石調の白いものにしました。
ホームセンターやネットショップで切り売りで販売されているので、床のサイズに合わせて必要な分だけ購入できます。
通常、幅182cmで売り出されており、1mあたり1300円ほどでした。
クッションフロア専用接着剤または両面テープ
![クッションフロア(CF・床シート)の張替えに使用する道具と接着剤](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-01-min.jpg)
クッションフロア専用の接着剤(ボンド)です。
クッションフロアの貼り付けでは
- 専用接着剤(ボンド)
- 両面テープ
のどちらかを使います。
僕はしっかり貼り付けたいので、いつも専用接着剤を使っています。
今回購入した接着剤の使用量は「250〜300g/m2」ですので、2m2程度の洗面所ぐらいの広さなら1kgのものがおすすめです。
![OKI](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/02/profile.jpg)
僕は3kgのものを買ってしまって大量に余ってしまいました(泣)
両面テープの場合はこちら。
張り替えに必要な道具・副資材
画像を押すと商品ページに移動します。
- はさみ
クッションフロアを切るために使います。 - カッターナイフ
クッションフロアを切るために使います。 - クシ目ゴテ
接着剤を塗るときに使います。両面テープで貼る場合は不要です。 - コーキングガン
シリコンコーキングで仕上げるときに使います。(必要な人だけ) - スクレーパー
排水口をセメントで埋め立てする場合に使います。(必要な人だけ) - ジョイントローラー
クッションフロアの圧着に使います。 - マスキングテープ
シリコンコーキングする場合に使います。 - シリコンシーラント
壁や便器とクッションフロアの隙間を埋める場合に使います。
洗面所(脱衣場)の床をクッションフロアに張り替える方法【サンゲツ 大理石柄CFのDIY貼り付け例】
では、実際に脱衣場の床をDIYでクッションフロアに張り替えていく手順を写真付きで説明します。
リフォーム手順
![古い洗面台のミラーキャビネット(鏡台)を取り外した様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2013/10/washstand-disassemble-4-min.jpg)
洗面化粧台を交換する場合は、クッションフロアの張替え前に撤去します。
洗面化粧台はそのままでもクッションフロアを張替えできますが、一緒に洗面台も交換しておくともっときれいになります。
洗面台は安いものなら3万円程度ですし、交換もDIYでできます。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
![洗面化粧台を取り外した洗面所(脱衣所)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-04-min.jpg)
洗面所の床に古いクッションフロアなどの床材がある場合ははがします。
![クッションフロアを貼り付ける前の洗面所(脱衣場)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-10-min.jpg)
床に大きな凸凹がない状態にしておきます。
古い床材を剥がすと接着剤などが下地に残り、凸凹している場合があります。その際はスクレーパーという道具を使うと便利です。
![クッションフロアを貼るために洗面所(脱衣場)の床の寸法を測る](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-27-min.jpg)
洗面所の床の縦横のサイズを採寸します。
洗面所の床の寸法:171cm × 115cm (約2m2)
![新しいクッションフロア(CF・床シート)の大きさを決める](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-03-min.jpg)
新しいクッションフロアは、加工時の余分(+10cm程度)を考え180cm×125cmで用意します。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)をはさみで切る](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-14-min.jpg)
クッションフロアの元々の幅が182cmなので横幅はそのまま使用し、必要な125cm分を測ってハサミでカットします。
![洗面所の床の大きさより少し大きめに切った新しいクッションフロア(CF・床シート)](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-07-min.jpg)
80cm×125cmにカットしたクッションフロアです。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)を洗面所の床に広げる](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-30-min.jpg)
カットしたクッションフロアを洗面所の床に仮置きします。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)の位置は柄を考えて決める](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-29-min.jpg)
柄に縦横のラインがある場合は、縦横のラインが部屋の縦横と平行になるように位置調整します。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)に切れ込みを入れる](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-17-min.jpg)
余分なところに切れ込みを入れます。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)に切れ込みを入れた様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-19-min.jpg)
角の部分が徐々に出てきました。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)を洗面所の床に合わせてカットする様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-22-min.jpg)
少しずつ余分なところをカットしていきます。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)を洗面所の床に合わせてカットした様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-21-min.jpg)
4辺とも突っ張りがないような状態までカットしました。
![きれいにカットできたクッションフロア](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-11-min.jpg)
柱部分などの形状に合わせて、きれいにカットできた例です。
![クッションフロアの加工に失敗した部分](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-16-min.jpg)
間違って切りすぎて隙間の空いてしまった失敗例です。
![OKI](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/02/profile.jpg)
少しくらい隙間があいても大丈夫!あとで解説するシリコンコーキングで隠せます。
![新しいクッションフロア(CF・床シート)の排水口部分も穴を開けておく](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-23-min.jpg)
排水口の穴は手で探り、切れ込みを入れてくり抜きます。
![クッションフロア(CF・床シート)の張替えに使用する道具と接着剤](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-01-min.jpg)
床に専用接着剤を塗っていきます。
![洗面所の床にクッションフロア専用接着剤を塗る](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-05-min.jpg)
クッションフロアを半分めくって、見えている床に接着剤を塗ります。
![洗面所の床にクッションフロア専用接着剤を塗る](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-06-min.jpg)
反対側も同じようにクッションフロアをめくって床に接着剤を塗ります。
250〜300g/m2
![新しいクッションフロア(CF・床シート)の排水口部分も穴を開けておく](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-23-min.jpg)
クッションフロアの表面を内側から外側に向かって、ジョイントローラーなどで圧着します。
10〜30分(23℃の場合)
![放置して接着剤を乾燥させる様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-26-min.jpg)
接着剤を乾燥させます。乾燥に1日おいたら十分です。
![シリコンコーキングに用意したコーキングガン・シリコンシーラント](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-24-min.jpg)
仕上がりの悪かった部分を隠すために、白色の防カビ剤入りのシリコンとコーキングガンを準備しました。
![クッションフロアの加工に失敗した部分](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-16-min.jpg)
仕上がりが悪く少し隙間が空いてしまった部分をシリコンコーキングします。
![マスキングテープを貼ってシリコンを指でならす様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-31-min.jpg)
マスキングテープを貼ってシリコンを注入し、指でならします。
![仕上がりの悪かったところがシリコンコーキングで隠れた様子](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-15-min.jpg)
乾かないうちにマスキングテープを剥がすと、隙間がきれいに隠れました!
シリコンコーキングをすると、隙間が大きくなってしまったところもきれいに隠すことができます。
詳しいやり方は「シリコンコーキングする方法」の記事で詳しく解説しています。
ビフォーアフター写真
Before
![クッションフロアを貼り付ける前の洗面所(脱衣場)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-10-min.jpg)
After
![新しいクッションフロア(CF・床シート)を貼り付けた後の洗面所(脱衣場)の床](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-25-min.jpg)
使用道具・資材の一覧
外観 | リンク |
---|---|
リフォーム費用と作業時間の目安
リフォーム費用の目安
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
クッションフロア | 1.25m | 1,300円 | 1,625円 |
クッションフロア用接着剤 | 1個 | 900円 | 900円 |
シリコンシーラント | 1本 | 600円 | 600円 |
マスキングテープ(8個入) | 1個 | 560円 | 70円 |
合計 | – | – | 3,195円 |
作業時間の目安
- クッションフロアの張り替え:3時間(乾燥時間除く)
まとめ|脱衣場の床の張り替えリフォームは自分でも簡単にできる!
![新しいクッションフロア(CF・床シート)をはさみで切る](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-14-min.jpg)
![新しいクッションフロア(CF・床シート)に切れ込みを入れる](https://okita926.com/wp-content/uploads/2019/07/vinyl-floor-17-min.jpg)
クッションフロアの貼り方をまとめると
- 床の形に合わせてクッションフロアをカットする
- 接着剤または両面テープで貼り付ける
- 隙間が大きいところはシリコンコーキングで隠す
実際の作業も、専門的な技術も必要なくハサミやカッターでチョキチョキするだけなので大きな図工をしているような感覚です。
費用もクッションフロアと接着剤で4000円ほどと格安なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
好きなクッションフロアを探そう
クッションフロアにはたくさんの柄があります。ホームセンターでは種類が少ないのでネットでお気に入りの柄を見つけてみてくださいね。
木目柄のクッションフロアは、洋室やキッチンなどの床におすすめです。
石目柄のクッションフロアでは、洗面所の床などにおすすめの柄です。僕はいつも清潔感の出る大理石柄のクッションフロアを選んでいます。
パターン柄のクッションフロアは、ちょっとおしゃれな床にしたいときにおすすめです。
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順調に仕上がってますねー。
一度、自宅の浴室脱衣場のCFを自分で貼ってみて練習してみたいと思います。
入居が始まった貸家ですが、浴槽に人が入ると重みで浴槽が沈んでコーキングが割れた、というクレームが入りました。
そんなことになる巨漢は入居者にいなかったのですが、浴槽がやわなのか?
業者さんに調べてもらいます。
バーダックさん、いつもありがとうございます^^
ようやくクッションフロアが貼れました☆
まだ浴室とキッチン等々が残っていて、11月中完成は厳しそうになってきました・・(笑)
重みで浴槽が沈むなんてあるんですねぇ。大きな改修にならなければよいですが、ちょっと心配ですね><