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この記事では、キッチン(台所)水回りの隙間のシリコンコーキングを自分でやり直す(打ち直し)方法を解説しています。
カビで黒ずんだり、油汚れで黄ばんでしまった古いシリコンって見栄えが悪いですよね。
シリコンコーキングをDIYでするときは、次の2点をしっかり守れば意外ときれいに仕上げられます。
- 古いシリコンはしっかり除去する
- 必ずマスキングテープを使う
僕自身、誰にも教わらずにはじめてDIYでやってみましたが、案外きれいに仕上がるものです。
費用も工具代含めて3千円程度でできるので、ぜひチャレンジしてみてください!
ビフォーアフター
Before
After
Before
After
キッチン水回りをシリコンコーキングする前のシンク・コンロ奥と壁との隙間
今回の作業場所は平成3年築の貸家のキッチン。
遠目からでも分かるくらい油汚れやカビなどで黄ばんでいます。せっかくのシステムキッチンの白さがもったいないですね。
拡大写真がこちら↓
流し台と壁の隙間を近づいて見てみると黄ばみの汚れだけじゃなく、そもそもシリコンコーキングが綺麗に直線になっていないんです・・・。
中古で購入した一戸建ですが、流石に新築当初からこの仕上がりはないと思います。前所有者がDIYでシリコンコーキングしたんでしょう。
マスキングテープを使うとこんな風にはならないのにな・・・と思いつつも、気を入れ直して新しくシリコンコーキングをしていきます。
キッチン水回りをシリコンコーキングするために準備するもの
キッチン水回りの壁の隙間を自分でシリコンコーキングして埋めるのために準備したものを説明します。
シリコンシーラント・マスキングテープ・プライマー
画像を押すと商品ページに移動します。
- 防カビ剤入りのシリコンシーラント
シンク近くの水回りには防カビ剤入りのシリコンシーラントがおすすめです。 - マスキングテープ
シリコンコーキングをまっすぐきれいに仕上げるために使います。指でやってもOKです。 - プライマー
シリコン注入前に塗布します。シリコンの接着性を高めてくれます。
コーキングに必要な道具・副資材
画像を押すと商品ページに移動します。
- コーキングガン
シリコンシーラントを装着してコーキングするのに使います。価格は1000円ほどです。 - カッターナイフ
古いシリコンを除去するときに使います。 - はさみ
マスキングテープを切るのに使います。 - コーキング用ヘラ
コーキングの仕上げに使います。指でもできますがヘラの方が仕上がりはきれいです。 - ティッシュ
コーキングの仕上げのときにヘラや指についた余分なシリコンの拭き取りに使います。 - 細めの刷毛(筆)
プライマーを塗るときに使います。
キッチン水回りの隙間をDIYでシリコンコーキングする方法
では、実際にキッチン水回りの壁の隙間を自分でシリコンコーキングして埋める方法を解説します。
後半部分にビフォーアフター写真も載せているので、仕上がりの参考にしてくださいね。
リフォーム手順
古いシリコンにカッターナイフで切れ込みを入れます。壁際はなるべく垂直に、キッチン台側は水平に刃を入れます。
切れ込みの入った古いシリコンを引っ張るとビヨーンと気持ちよく取れます。
切れ込みでは取り切れなかった古いシリコンをすべて取り除きます。
カッターナイフや爪を使ってカリカリと削り取ります。
きれいに除去するのに1時間ほどかかりました。
シリコンコーキングするところにマスキングテープを貼ります。
マスキングテープで残す幅は5mm〜1cm程度。お好みで幅を決めてください。
シリコンを注入するところに専用プライマーを塗ります。プライマーを塗ることでシリコンの接着性が高まります。
キッチンや浴室などで使われるシリコン「セメダインの8070プロ」を使う場合は、以下のプライマーを使います。
- シリコーンプライマーB
多孔質向け:モルタル・スレート・木材等多孔質用 - シリコーンプライマーD3
非多孔質向け:塗装面・金属・プラスチック用
詳しくはセメダインのホームページで確認してください。
シリコンの注入には、コーキングガンとシリコンシーラントを使います。
マスキングテープの間に、にゅーっとシリコンを注入していきます。
シリコンを注入しました。
シリコンをヘラまたは指でならします。
ならした面がそのまま仕上がり面になるので丁寧になぞります。
シリコンが固まる前にマスキングテープを剥がします。
シリコンが固まるまでしばらく放置します。
ビフォーアフター写真
Before
After
Before
After
使用道具・資材の一覧
外観 | リンク |
---|---|
リフォーム費用と作業時間の目安
リフォーム費用の目安
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
シリコンシーラント | 1本 | 400円 | 400円 |
コーキングガン | 1個 | 1,000円 | 1,000円 |
マスキングテープ | 1セット | 400円 | 400円 |
プライマー | 1個 | 1,700円 | 1,700円 |
合計 | – | – | 3,500円 |
作業時間の目安
- シリコンコーキング作業:2時間(硬化時間は除く)
まとめ|キッチン水回りの隙間は自分でコーキングして埋めよう!
流し台やコンロと壁の隙間を新しいシリコンでコーキングする(埋める)ととてもきれいになります。
古いシリコンの除去とマスキングテープの貼り付けに時間が取られますが、真っ直ぐビシッと綺麗なシリコンコーキングができるようになります。
費用もそんなにかからずDIYでも十分できる作業なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
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キッチンのリフォームでは、この他にキッチンパネルの貼り付けやレンジフードの交換などいろんなDIYリフォームをしています。
こちらの記事にキッチンのDIYリフォームをまとめているので、ぜひご覧ください。
キッチン(台所)のリフォーム事例【ビフォーアフター特集】
キッチンのコーキングをやり替えると見違えるのですよねー。
自分でもやらないといけないのですが、古いコーキングを
落としたり面倒なことがあるのでつい、見送りがちになります。
バーダックさん、こんにちは^ ^
そうなんですよね。古いコーキングの除去が手間で中々手をつけていませんでした。今回ようやく重い腰をあげました(笑)
でもやっぱりやると印象が変わってスッキリ気持ちいいですね〜☆
新しくなっただけでなく、なんてコーキングの仕上げが美しいのでしょう!!
1時間カリカリやった分の苦労が成果となって表れていますね。
すばらし~
コロビビさん、こんにちは^ ^
古いコーキングの除去が大変でしたが、やった甲斐がありました☆
カリカリするのは変に几帳面な性格に合っているのかもしれません(笑)