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この記事では、古い電気スイッチやコンセントの化粧カバー(プレート・パネル)を自分で交換する方法を写真付きで解説しています。
古くなった電気スイッチやコンセントのカバーって、日光で色あせたり汚れで黄ばんだりしていると見栄えが悪いですよね。
実は壁に付いている電気スイッチやコンセントの表面カバーは、専門資格も必要なくとても簡単に取り替えできます。
- 化粧カバー1枚たった100円
- ドライバー1本で簡単交換
費用も安く、はじめての方でも簡単に交換できるコスパのいいリフォームなので、ぜひ挑戦してみてください。
ビフォーアフター
Before
After
電気スイッチ・コンセントカバーを交換する前の様子
今回交換する古いタイプのコンセントカバーです。
今回の作業場所は平成3年築の貸家。キッチン横にある少し古いタイプのコンセントカバーを交換します。
キッチンだからか油汚れまで付いていますね。コンセントカバーはわざわざ掃除してきれいにするより、交換して新しくする方が時間もかからず楽ちんです。
新しいコンセントカバーを用意する前に、家の電気スイッチ・コンセントがどの規格・種類のものか調べておく必要があります。
電気スイッチ・コンセントカバーの規格・種類を確かめよう
スイッチプレートを交換する前に知っておきたい注意点を説明します。
特に規格については、間違ったコンセントカバーを買わないようにするために必ずチェックしてください。
規格は大きく分けて「フルカラー」「コスモシリーズ」の2つ
一般的な家庭だと電気スイッチ・コンセントの規格はだいたい次の2つのどちらかです。
- フルカラー
- コスモシリーズ ワイド21
古い住宅だと「フルカラー」のコンセントパネルの場合が多いです。一方、最近の住宅だと「コスモシリーズ」が多いですね。
ちなみに「フルカラー」と「コスモシリーズ」のカバーに互換性はありません。(詳細は後ほど。)
フルカラーのスイッチカバーが取り付いているなら、フルカラー用のカバーを買いましょう。
フルカラーとコスモシリーズの規格の違い
「フルカラー」と「コスモシリーズ」のカバーはサイズが似ているので、よく間違って買ってしまうことがあります。
しかし、土台となる金属取付枠の厚みが違うため互換性はありません。
下の表の図は、コンセントカバーを取り付ける金属取付枠の寸法規格です。
フルカラー | コスモシリーズ |
---|---|
- 取り付け穴の間隔は同じ
- コスモシリーズの方が厚みがある
寸法規格を見るとわかるように、取付ネジの位置は同じなのでカバー自体はどちらでも取り付けられます。
なら、どっちのカバーでもいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、コスモシリーズのスイッチカバーは、フルカラーよりも厚みがあるように作られています。
そのため、フルカラーの金属取付枠に厚みのあるコスモシリーズのカバーを取り付けると、スイッチやコンセントがカバーよりへこんだカッコ悪い状態になります。
一方、コスモシリーズの金属取付枠にフルカラーのカバーを取り付けると、金属取付枠の方が厚みがあるので、壁とカバーの間に隙間ができてしまいます。
こういった理由から、金属取付枠の規格に合ったカバーを選ぶ必要があります。
- カバーの取付穴の位置は同じ
- 金属取付枠の厚みが違う→互換性がない
スイッチ(コンセント)の種類と必要枚数を調べておく
電気スイッチ・コンセントのカバーにはスイッチ(コンセント)の数に応じてたくさん種類があります。
照明のスイッチ用のカバーなら「1コ用」のものが多いと思います。一方、一般的な電源コンセント用だと「3コ用」です。
またテレビのアンテナ線などが電源コンセントと一緒になった2列(2連用)のカバーもよく見かけますね。
交換するときは、事前にカバーの種類と必要枚数を調べておきましょう。
電気スイッチ・コンセントカバーを交換するために準備するもの
電気スイッチ・コンセントの化粧カバーを自分で交換するために準備するものを説明します。
電気スイッチ・コンセントカバー(Panasonic フルカラー)
新しく購入したPanasonic フルカラーの3コ用のコンセントカバーです。
電気スイッチ・コンセントのカバー(プレート)は2つの部品で構成されています。
- 表面プレート
- 土台プレート
1枚100円ほどでホームセンターやネットショップで売っています。バラ売りで買うより、10枚セットなどを購入した方が1枚当たりの値段が安くなります。
交換に必要な道具・副資材
- ドライバー
コンセントカバーの分解・取り付けに使います。マイナスドライバーを既存のパネルの分解に使う場合があります。 - 電動ドライバー
コンセントカバーの分解・取り付けに使います。手動より電動のほうが作業が楽なのでおすすめです。 - ぞうきん
コンセントカバーを取り外すと周囲が汚れている場合があるので、掃除するときに使います。
電気スイッチ・コンセントカバーを自分で取り外し・交換する方法
では、実際に古いコンセントカバーを例に自分で交換する手順を写真付きで説明します。
リフォーム手順
古いコンセントカバーの「表面プレート」は土台プレートとの隙間にマイナスドライバーを差し込むと外れます。
このようにパカっと外れます。とても簡単ですね!
古いコンセントカバーの「土台プレート」は、内側の電源コンセントを支える金属取付枠にネジで固定されています。
上下2つのネジを外すと「土台プレート」が外れます。
古いコンセントカバーの土台プレートが外れました。
古いコンセントカバーを取り外したあと、汚れている場合は雑巾などで拭いて綺麗にします。
新しいコンセントカバーを取り付けていきます。まずは「土台プレート」(写真右)から取り付けていきます。
「土台プレート」の付属のネジ(上下二つ)の位置を金属取付枠(プレート)のネジ穴に合わせます。
穴とネジを合わせて、そのままネジを締めます。
上下2つのネジを固定しました。
最後に表面プレートを取り付けます。
土台プレートに合わせてパチっとはめ込みます。
パチン!と上手くはまったらおしまいです。
ビフォーアフター写真
Before
After
使用道具・資材の一覧
外観 | リンク |
---|---|
リフォーム費用と作業時間の目安
リフォーム費用の目安
- コンセントカバー(1枚):100円
作業時間の目安
- 交換時間:3分/1個
まとめ|古い電気スイッチ・コンセントプレートは寸法規格(フルカラーまたはコスモシリーズ)に注意してDIYで取り替えよう!
電気スイッチ・コンセントのカバーの交換はドライバー1本あれば誰でもできる簡単な作業です。費用も1枚100円ほどで、業者さんに頼むほどのものではありません。
注意点としては、カバーの規格「フルカラー」か「コスモシリーズ」の違いだけ。
カバーの交換はとてもコスパのよいリフォームなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
カバーを購入するときは10枚入で購入するのがお得です。こちらに10枚入で売られているカバーをまとめたので必要な方はご覧ください。
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予算3万円!自分でもできるコスパのいいDIYリフォーム特集
100円未満とは知りませんでした。
これで、印象ずいぶん変わりますね。
でも、家じゅう変えないといけないので、この価格でないと、逆に困っちゃうってことですね。
今まで、歯ブラシで綺麗に掃除してましたが、今度からは交換します。
コンセントプレートの交換は、費用対効果の大きいセルフリフォームだと思いますね。
作業も簡単だし、絶対やるべきですよね^^
ステキでつ(* ̄∇ ̄)ノ
こーいう内容の記事書いてくれるセルフリフォーム大家さんいないんですよね、あんまり。
これからも、楽しみにしてます。
コロビビさん、こんばんは^ ^
そうなんです!100円で交換できちゃいます☆ただ、コンセントの差し込み口の面はそのままなので、そこは歯ブラシとかで電気に気を付けながら綺麗にする必要があります〜。
大家の孫さん、こんばんは^ ^
コンセントプレート交換良いですよね♪簡単に見た目が良くなる作業なので、この作業結構好きです☆
cocoyouさん、こんばんは^ ^
そう言ってもらえるととても嬉しいです〜☆
作業のイメージができて、これなら自分でも出来る!って思えるようになってもらえたらな〜と思って記事にしてます。また色々記事にしていきますね!