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この記事では、僕がDIYリフォームや家具の組み立てでいつも使っているマキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dをレビューしました。
日曜大工やDIYリフォームするなら持っておきたいインパクトドライバー。その中でも比較的コンパクトで安価な初心者向けのモデルがマキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dです。
軽くてコンパクトな初心者向けのマキタ10.8VインパクトドライバーTD090D。
コンパクトながらDIYリフォームする分にはパワーは十分。初心者の人がはじめて買うインパクトドライバーにおすすめの一品です。
5年ほど前にはじめて購入して以来、ずっと愛用しています。
- 日曜大工には十分なトルク
- コンパクトサイズで扱いやすい
- インパクト時の音が大きい
- 大掛かりなリフォームには力不足
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dのレビュー
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dについて紹介していきます。
ここでは、僕が購入した基本セットである「TD090DWSPW」の内容物を詳しく見ていきます。(製品ラインナップは後ほど解説します。)
外観・内容物
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dは、ネジ締め時にガンガンガンと打撃が入る10.8Vシリーズのインパクトドライバーです。とにかくトルクが強いので、木材には下穴なしで簡単にネジ止めできます。
バッテリーは取り外せるコードレスタイプ。取り外したバッテリーはマキタ製の電動ドライバーなどと流用できます。
こちら基本セットである「TD090DWSPW」の内容物です。
僕が購入した「TD090DWSPW」には、使い始めに必要なものがすべて付属しています。
- インパクトドライバー本体
- ビット
- 10.8Vバッテリー
- 10.8V用充電器
初心者の方がはじめてインパクトドライバーを購入するなら、このセットを買っておけば大丈夫です。
重さ・サイズ
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dの重さは、バッテリーを取り付けた状態でも1kg以下と軽量。バッテリーを含めてもコンパクトなサイズに抑えられているのが特徴です。
このコンパクトな理由の秘密は、インパクトドライバーのグリップの内部にあります。
一般的なインパクトドライバー(写真左)は、四角いバッテリーをグリップの下にスライド装着させるタイプが多いです。
一方、マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dではバッテリーの一部がグリップ内部に収納されるのでコンパクトな設計になっているんですね。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dには、グリップ内部にバッテリー収納スペースがあります。
基本機能・使い方
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dは、サイズだけでなく機能もとてもシンプル。ネジ締めに必要な最低限の機能が備わっています。
- ネジ締め
- 回転方向の切り替え
- LEDライト
- スリーブによるビットの固定
それぞれ簡単に解説します。
①ネジ締め
ネジ締め機能は言うまでもなくインパクト(衝撃)付き。
引き金を引くとビットがぐるぐる回転します。無段階変速なので、引き金を引く量に応じて回転速度が変わります。
引き金を強く引きながらネジ締めすると、ガンガンガン!と衝撃が入って力強いトルクでネジ締めできます。
インパクトドライバーでのネジ締めの様子は、記事後半のこちらに動画を掲載しています。
②回転方向の切り替え
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dはグリップの上部についている正・逆回転の切り替えレバーで、ネジを締める方向・緩める方向を簡単に切り替えできます。
親指が届くところにレバーがあるので片手で持ちながら操作できます。
③LEDライト
作業中になにげに便利なのが手元を照らすライト。
ビットの付け根の下にLEDライトがあり、引き金を引くと同時に点灯します。放置しておくと自動的に消灯します。
LEDライト点灯の様子は、記事後半のこちらに動画を掲載しています。
④スリーブによるビットの固定
ビットの取り付けはとても簡単。
スリーブ部分を引っ張るとロックが外れビットを差し込めるようになります。ビットを差し込んだら、スリーブを戻すだけロックされ、ビットが固定されます。
トルク(締め付けパワー)の比較
さて、マキタのインパクトドライバーを買うにあたり、気になるのが締め付けパワー(トルク)ですよね。
マキタのインパクトドライバーは、バッテリーの電圧によってシリーズ分けされています。
- 18.V
- 14.4V
- 10.8V ← 今回の商品
- 7.2V
今回のマキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dは、マキタのインパクトドライバーのラインナップの中でも下から二番目の下位モデルです。
他の電圧のモデルが実際どれくらいのトルクが出るか簡単にまとめました。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dの最大トルクは90Nm。
一番トルクの高い上位モデルと比べるとトルク値は約半分なので、大掛かりなリフォーム工事には力不足かもしれません。
でも、僕がこれまでやってきたリフォーム(このサイトにまとめているようなリフォーム程度)でパワー不足を感じた場面はありませんでした。
参考に、下穴なしでネジ締めしたときの様子をご紹介します。
インパクトドライバーでのネジ締めの様子は、記事後半のこちらに動画を掲載しています。
普通にねじ締めしただけで、木材内部にネジがめり込んでしまいました。10.8Vのインパクトドライバーでもネジが木材にめり込むほどトルクが強いことが分かると思います。
充電時間・使用可能時間
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dで使用するバッテリーはBL1013(1.3Ah)の10.8Vタイプです。
充電方法はとても簡単。充電器をコンセントに差し込み、バッテリーを充電器に取り付けるだけ。充電完了はランプの色で教えてくれます。
充電時間は約50分です。
一度フル充電すると、Φ3.8✕45mmの木ネジでラワン(木材)に約170本締め付けられます。(材質により変動します。)
種類 | ネジサイズ | 締め付け本数 |
---|---|---|
木ネジ | Φ3.8✕45mm Φ4.2✕65mm | 約170本 約90本 |
ネジ・ボルト | M8✕16mm | 約550本 |
木ネジを170本も締め付ける機会なんてめったにありませんから、作業中に電池が足りない!ということはほとんどないです。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dに使われているリチウムイオンバッテリーは自己放電が少ないので電池の持ちがとてもよいです。(長期間放っておいても電池が減りにくい)
はじめて買ったコー◯ンの3千円くらいの電動ドリルは、数年でバッテリーがダメになってしまいました(泣)
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dの実際の使用感(動画付)
ここでは、マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dを使ってる様子を動画で紹介します。
木材へのネジ止め
木材に木ネジを直接ネジ止めする動画(11秒)です。
これぞインパクトドライバー!リフォームしていると床や壁の木部に直接ネジ止めする機会がたくさんあるので大活躍します。
これくらいの木材なら、木材にネジ込んでしまうほどの力でネジ止めできます。ただ、インパクトドライバー特有の衝撃音は結構でかいので要注意です。
LED照明の点灯
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dに付いているLEDライト。これが案外役に立つんです。
どんな感じで点灯するかは動画(4秒)をご覧ください。
ネジ締めの際にトリガーを引くと自動でLEDライトが点灯します。
家具の組み立てなどで奥まったところのネジ締めをするとき、手元が照らされて作業場所が見えやすくなるので案外役に立ちます。
回転速度の調整(無段階変速)
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dのネジ締め速度は、引き金の引き具合に応じて自由に変えられる無段階変速。
回転速度は0〜2400回転/分です。といってもイメージがつかないと思うので、まずは動画をご覧ください。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dを使っている中で特に重宝するのが、すごーく遅い回転です(動画の最初と最後の方)。少しだけ引き金を引くと、ノロノロノロとゆっくり回ってくれます。
「コンセントカバーの交換」などでは、トルクが強すぎるとカバーを壊してしまいますが、すごく弱いネジ締めもできるのでとても便利ですよ。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dのラインナップとおすすめセット
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dは、コンパクトサイズながらもトルクは十分実用レベルのインパクトドライバーです。
- 日曜大工や家具の組み立てに使いたい人
- はじめてインパクトドライバーを買う人
- DIYリフォームにこれからチャレンジする人
におすすめです。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dには、充電池などの組み合わせでいくつかラインナップがあります。
ラインナップを下にまとめたので、購入時は型番に注意して購入してください。
ラインナップ | 型番(本体色) | 付属品 |
---|---|---|
①本体のみ | TD090D Z(青) TD090D ZW(白) | なし |
②基本セット | TD090D WSPW(白) | バッテリー1本 ビット1本 ソフトケース |
③フルセット | TD090D WX(青) TD090D WXW(白) | バッテリー2本 ビット1本 ハードケース 小物ケース ホルスター |
主な違いはバッテリー本数などの付属品で、インパクトドライバー本体はどのセットでも同じです。
- 本体のみ
他の工具などで10.8Vのバッテリーをすでに持っている人向け。 - 基本セット
バッテリー、ビット、充電器が付いた基本セット。 - フルセット
予備バッテリーが必要な人向け。腰につけられるケース(ホルスター)も付属。
はじめて購入する人は、バッテリー、ビット、充電器が付いた基本セットである「TD090DWSPW」がおすすめです。
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dのレビューまとめ
マキタ10.8VインパクトドライバーTD090Dの特徴をまとめると
- 10.8Vシリーズだけどトルクは十分
- コンパクトサイズで扱いやすい
- 手元を照らすLEDライトが意外と便利
- 無段階変速でネジ締めの微調整もできる
特に、はじめてインパクトドライバーを買ってみようと思っている初心者の方には、扱いやすいインパクトドライバーだと思います。
はじめてインパクトドライバーを購入する際は、バッテリー・充電器・ビットの一通り揃っている「TD090DWSPW」がおすすめです。
- 日曜大工には十分なトルク
- コンパクトサイズで扱いやすい
- インパクト時の音が大きい
- 大掛かりなリフォームには力不足