この記事では、和室の障子をDIYで張り替える方法を写真付きで解説しています。
破れていたり穴のあいてしまった障子はボロボロ感がでてしまって見た目が悪いですよね。
障子の張り替えは、材料代はわずか1枚200円ほどしかかからず、初心者でも簡単に張替えできるリフォームです。
- 大きな図工のような感覚で簡単でOK!
- 材料代は1枚わずか200円!
この記事に僕が実際にDIYで張り替えた様子を詳しくまとめています。破れてしまったり汚れた障子のある方は、シールなどで隠したりせず、これを機にぜひ1枚まるまる交換してみてください。
ビフォーアフター


業者さんに障子を張り替えてもらうときの費用や流れなどはこちらの記事をご覧ください。

目次
DIYリフォーム前の古くてボロボロになった和室の障子


今回の作業場は平成3年築の貸家です。
ツギハギ・破れ・シミ・色あせ。障子のボロさを表現する言葉がすべて当てはまるこの障子。
新聞広告の紙をセロハンテープで付けていたり・・そんなん普通貼る??という感じで、とにかくひどい状態です。
でっかい障子はこんな状態です。


おお!左の障子だけ綺麗じゃないか!
と思ったら、破れないプラスチック素材のものでした。
(何でまた1枚だけプラスチックなん。全部やってよ・・・ってツッコミたくなりますね。)
今回は、このボロボロの障子を張り替えていきます!
障子をDIYで張り替えるために用意したもの
障子紙(のりなし・のりつき・プラスチック製の中から選ぼう)
障子紙には大きく分けると次の3つあります。
- のりなし障子紙
障子の木枠にのりを付けて貼るタイプです。両面テープでも貼り付け可能。 - のりつき障子紙
障子に予めのりが付いており、アイロンで温めて貼るタイプ。のりを付けるのが面倒な方向け。 - プラスチック製の障子
プラスチック製なので破れないけど、通気性はなし。
どれも一長一短なので、自分の好みのもので良いと思います。
今回は、のりで貼り付けるタイプの障子紙をビバホームで購入。価格は900円くらい。94cm幅で17.2m分あります。
障子のサイズは通常、幅90cm×高さ1.8mくらいですので、9枚くらい張り替えできます。
障子紙用のり(刷毛不要の「ハケノン」がオススメ!)
のりなし障子紙を貼り付けるには、木枠にのりを付ける必要があります。
普通は刷毛などを使って木枠に塗っていくのですが、ホームセンターで便利な商品を発見。その名も「ハケノン」!

容器の赤いキャップに突起(爪)が出ており、それを木枠に当てながらのり付けできるので、木枠に沿って簡単にまっすぐのり付けできるというスグレモノ。
またのり自体も薄めるなどの手間もなく、そのまま使用可能です。
Amazonで800円程度で売っています。
障子の張替えに必要な道具
①カッターナイフ
②はさみ
③地ベラ(定規等)
④霧吹き
⑤雑巾
障子の張替えでは、障子紙のカット用に「カッターナイフ」「はさみ」「長めの定規」を準備しておきましょう。
- カッターナイフ
障子紙のカットに使用します。 - はさみ
障子紙のカットに使用します。カッターナイフだけでなくハサミもあると便利です。 - 地ベラ(定規でもOK)
障子紙を木枠に沿って切る際に使用します。なるべく長い方が作業性が良いです。 - 霧吹き
障子紙を貼った後、最後に霧吹きで水をかける際に使用します。この工程で障子がピンピンに張ります。 - 雑巾
古い障子紙を取り除く際に、木枠に付いた細かな紙などをこすって除去するのに使用します。
障子をDIYで張り替える方法
リフォーム手順


















OKI

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和室のリフォームが全て完了した様子がこちら↓


リフォームに使用した資材・道具一覧の一覧
画像 | 名称 |
リフォーム費用と作業時間の目安
リフォーム費用
- 障子紙:900円(幅90cm×高さ1.8mの障子9枚分)
- 障子のり:800円
- 合計:1700円(1枚あたり170円)
作業時間
- 障子の張り替え作業:15分/1枚(乾燥時間を除く)
まとめ:障子紙の張替えは初心者でもとても簡単!


障子紙の張り替えは案外簡単にできます。霧吹きもすればピンピンに張って見た目も良くなります。
費用は1枚あたり200円ほどなので、障子が破れたり古くなって色あせている場合はぜひ張り替えしてみてください。
のりで貼る場合はフタに突起(ツメ)が付いている「ハケノン」がオススメです。
あわせて読みたい
下の記事では、障子の張替えを業者さんに頼んだ場合の費用・仕上がりなど、実際に外注した時の経験もまとめています。
外注する場合は下の記事を参考にしてください。
