カメラモニター付きインターホンを自分で交換・取り付ける方法【パナソニックテレビドアホンの設置例】

カメラモニター付きインターホン(テレビドアホン・テレビモニターホン)をDIYで交換・取り付けする方法

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この記事では、古いインターホンをカメラモニター付きのインターホンに交換・取り付けする方法を写真付きで解説しています。

家のインターホンが昔ながらの古いインターホンの方。

  • 音が鳴るだけの呼び鈴型
  • 受話器で通話だけできる電話型

既存の配線を使って、カメラモニター付きインターホンに交換できます。

そもそもインターホンがない、配線も壊れて使えない、という方。

配線不要なワイヤレスのカメラモニター付きインターホンが設置できます。

カメラモニター付きのインターホンなら来客の様子を事前にモニターで見れるので、変な営業などの不要な来客には居留守が使えるのでとても便利ですよ。

  • テレビモニターホン代は1万円ほど〜
  • ドライバーとカッターナイフで簡単取り付け

実際にインターホンを取り付けていく様子を写真付きでまとめたので、ぜひチャレンジしてみてください。

ビフォーアフター

Before

交換前の古いインターホン(呼び鈴・チャイム)

After

DIYで交換したあとの新しいカメラモニター付きインターホン(パナソニックのドアホン・テレビモニターホン)

Before

DIYで交換する前の古い屋外用インターホン(呼び鈴・チャイム)

After

DIYで交換したあとの新しいカメラモニター付きインターホン(パナソニックのドアホン・テレビモニターホン)

カメラモニターホンを取り付けるために、まず現状の状態を確認する必要があります。

確認ポイントは次の3つ。

それぞれかんたんに説明します。

既存のインターホンの種類を確認する

古いインターホンでよくあるタイプが次の2つです。

  1. 音が鳴るだけの呼び鈴型(チャイム)
  2. 受話器で通話だけできる電話型

どちらでもカメラモニター付きのインターホンに交換できますが、簡単に解説しておきます。

①音が鳴るだけの呼び鈴型(チャイム)

交換前の古いインターホン(呼び鈴・チャイム)
チャイム型のインターホン
DIYで交換する前の古い屋外用インターホン(呼び鈴・チャイム)
チャイム型の屋外機

結構古めのお家にあるのが呼び鈴タイプのインターホン。

実はこのタイプの古いインターホンでも、既存の配線を使ってカメラモニター付きインターホンに交換できます。

屋外についているチャイムの取り付け穴が合わないので、取り付け穴を新しくあける必要があります。

注意

ブロック塀に穴あけが必要な場合は、振動ドリルが必要です。

②通話だけできる受話器(電話)型

通話だけできる受話器(電話)型のインターホン
受話器型のインターホン
通話だけできる受話器(電話)型のインターホン
通話だけできる屋外機

少し古いお家によくあるのが、通話だけできる受話器(電話)型のインターホン。

こちらも、既存の配線を使ってカメラモニター付きインターホンに交換できます。

屋外機の大きさはカメラモニター付きインターホンになっても同じなので、取り付け穴も大体そのままのケースが多いです。

そもそもインターホンがない、配線も使えない場合

元々インターホン自体がないお家や既存の配線が切れたりして使えない場合、ワイヤレスタイプのカメラモニター付きインターホンが使えます。

通話や画像データをワイヤレスでやりとりするので配線不要。もちろん室内モニターにうつる映像はカラーです。

屋外機のカメラは電池式ですが、約2年持つので電池交換も頻繁にする必要がありません。

元々インターホンがないお家や、配線に不具合のある場合は、ワイヤレスのドアホンを取り付けましょう。

室内インターホンの近くに電源コンセントがあることを確認する

新しいコンセントプレートの表面カバーを土台プレートに取り付けた様子
近くにコンセントがあればOK
壁の内部にあるカメラモニター付きインターホン用のコンセント
壁の内部にあることも

カメラモニター付きインターホンの取り付けで注意が必要なのが、室内モニターの電源です。

室内モニターを取り付ける周辺に普通のコンセントがあればOK。壁内部に電源コンセントがある場合もあるので、事前に確認してください。

MEMO

屋外カメラはインターホン用の配線から電気を取るので、屋外に電源は不要です。

室内インターホンが電源直結の場合は自分では交換できない

インターホンに電源が直結されている様子

電源配線が機器に直結されている場合は要注意。

電源配線がインターホンに直結されているような場合、電気工事士の資格がないと交換できません。

室内機自体は簡単に取り外せるので、電源の接続の様子を確認してください。(配線は外さないでください。)

電源配線が直接室内機に接続されている場合、残念ながら自分では取り外しできません。

MEMO

業者さんに電源配線のコンセント化する工事をしてもらうか、インターホンの取り付け自体を依頼する必要があります。

カメラモニター付きインターホンを取り付けるために準備するもの

カメラモニターホンを取り付けるために準備するものを説明します。

カメラモニター付きインターホン(パナソニックテレビドアホン)

パナソニックのカメラモニター付きインターホン(テレビドアホン)

今回購入したパナソニックのテレビドアホンです。

ホームセンターで安いカメラモニターホンを探すと、だいたいこの商品にたどり着きます。

今回で3回目のテレビモニターホンの交換ですが、3回ともこの商品になりました。

パナソニックのカメラ付きインターホンは価格も1万円弱とお手頃で、コンセントから電源を取るタイプなので、近くにコンセントがあれば電気工事も必要ありません。

現状、VL-SZ25Kが一番安いモデルなのですが、Amazonなどで見てみると品切れの場合が多いです。

ひとつランクが上ですが、VL-SZ30KLならプラス1,000円ほどで売っている場合があるのでAmazonなどで確認してみてください。

OKI
OKI

ちなみにVL-SZ25KVL-SZ30KLの違いは室内モニターの液晶画面サイズだけで、2.7型から3.5型ほどに大きくなっています。

インターホン用の配線がない方は、ワイヤレスのインターホンを準備してください。

取り付けに必要な道具・副資材

①ドライバー

②カッターナイフ

画像を押すと商品ページが開きます。

  1. ドライバー
    インターホンの分解・取り付けに使います。電動のドライバーがあれば便利です。
  2. カッターナイフ
    インターホン用の配線の加工に使います。

屋外機のカメラをブロック塀などに取り付けるとき、新しく穴あけが必要な場合は振動ドリルなどが必要です。

コンクリートブロックの穴あけ方法や必要工具については「コンクリートブロックにネジ止めする方法」をご覧ください。

カメラモニター付きインターホンを自分で取り付け・交換する方法【パナソニックテレビドアホンの設置例】

では実際にカメラモニター付きインターホンを自分で取り付ける方法を写真付きで解説します。

リフォーム手順

屋外の古いインターホン(子機)を取り外す
DIYで交換する前の古い屋外用インターホン(呼び鈴・チャイム)

古いインターホン(呼び出しベル)を取り外します。

インターホン交換のために屋外の古い呼び出しベルを取り外す様子

表面のカバーは手でパカッと外れました。

インターホン交換のために屋外の古い呼び出しベルを取り外す様子

土台の部品はブロック塀とネジで固定されていたのでドライバーで外しました。

インターホン用の配線

古いインターホンの配線だけの状態になりました。

通話だけできる受話器(電話)型のインターホン

古いインターホンの屋外機を取り外します。

古いインターホンのネジを取り外す様子

古いインターホンの屋外機のネジを取り外します。

古いインターホンの屋外機本体が外れた様子

ネジを外すと屋外機がこのように外れます。

屋外機に接続されているインターホン用の配線を取り外す

さらにインターホン用の配線も取り外します。

屋外機に接続されているインターホン用の配線を取り外した様子

屋外機の本体部分が外れました。

屋外機の土台部品を取り外す様子

屋外機を固定していた土台部品のネジを外します。

屋外機の土台部品を取り外した様子

屋外機の土台部品も外れました。

新しい屋外カメラ(子機)を準備する
パナソニックのカメラモニター付きインターホンの屋外カメラ(子機)

屋外カメラの土台となる枠を取り外します。

インターホンの屋外カメラの土台部品を取り外す様子

屋外カメラの下についている小さなカバーを開けてネジを外します。

インターホンの屋外カメラ(子機)の土台部品と分離した様子

こんな感じで土台部品と本体部品に分かれました。

屋外カメラの土台部品を取り付ける
インターホンの屋外カメラをネジ止めする穴

先ほど取り外した土台部品を屋外のブロック塀に取り付けます。

インターホンの屋外カメラの土台部品をブロック塀にネジ止めする様子

付属のネジを使ってネジ止めするだけです。

MEMO

取り付け穴の間隔が83.5mmなら、既存の穴をそのまま流用できます。

取り付け用の穴がなかったり穴の位置が合わない場合は、ブロック塀に穴をあけてネジ止めする必要があります。

ブロック塀(コンクリートブロック)への穴あけやネジ止めする方法は「ブロック塀に穴あけしてネジ止めする方法」をご覧ください。

インターホン用の配線を整える
インターホン用の配線をカッターナイフできれいに加工した様子

インターホン用の配線が汚れていたり、電線部分の長さが足りない場合は、カッターナイフで加工して整えておきます。

インターホン用の配線を屋外カメラ(子機)に接続する
インターホンの屋外カメラに配線を接続する様子

壁から出ている配線2つを屋外カメラの配線に接続します。

屋外カメラ(子機)を取り付ける
インターホンの屋外カメラ本体を土台枠に取り付ける

土台部品に本体部品をはめ込みます。

インターホンの屋外カメラをネジ止めして固定

ネジ止めしたら屋外カメラ取り付けは終了です。

室内の古いインターホンを取り外す
古いインターホンを取り外す様子

古いインターホンを取り外します。

古いインターホンが取り付いていた場所

今回のケースでは、壁内部にインターホン用の配線がありました。

金属プレートを取り付ける
室内モニターを固定するための金属プレート

室内モニターを引っ掛けるための金属プレートを壁に取り付けていきます。

室内モニターを固定するための金属プレートを取り付ける様子

既存のインターホン用のボックスにネジ止めします。

MEMO

インターホン用のボックスがない場合は、壁の内側に板を入れて挟み込むように固定すればOKです。

室内モニター(親機)にインターホン用の配線を接続する
インターホンの室内モニターの配線接続箇所

室内モニターにインターホン用の配線を接続していきます。

インターホン用の配線を室内モニターに接続する様子

インターホン用の配線の先を少しねじって固くしておくと接続しやすいです。

インターホン用の配線を室内モニターに接続した様子

インターホン用の配線を接続しました。

電源コンセントに接続する
室内モニターのプラグを電源コンセントに差し込む様子

室内モニターのプラグを電源コンセントに差し込みます。

MEMO

壁内部にコンセントがない場合は、近くのコンセントに接続します。

室内モニター(親機)を取り付ける
インターホンの室内モニターを取り付ける様子

室内モニターは、先ほど取り付けた金属プレートに引っ掛けるだけです。

インターホンの室内モニターを取り付けた様子

室内モニターを取り付けました。

動作確認する
DIYで交換したあとの新しいカメラモニター付きインターホン(パナソニックのドアホン・テレビモニターホン)

実際にピンポンを鳴らしてみて動作確認します。

【必要な場合】屋外カメラ(子機)の向きを調整する
屋外カメラの向きを調整できるようになっている

カメラの向きが悪く室内モニターで顔が映らない場合は、屋外機背面のレバーでカメラの向きを調整します。

カメラモニター付きインターホンの取り付け完了

ビフォーアフター写真

Before

交換前の古いインターホン(呼び鈴・チャイム)

After

DIYで交換したあとの新しいカメラモニター付きインターホン(パナソニックのドアホン・テレビモニターホン)

Before

DIYで交換する前の古い屋外用インターホン(呼び鈴・チャイム)

After

DIYで交換したあとの新しいカメラモニター付きインターホン(パナソニックのドアホン・テレビモニターホン)

使用道具・資材の一覧

リフォーム費用と作業時間の目安

リフォーム費用の目安

  • カメラモニター付きインターホン代:9,000円

作業時間の目安

  • インターホンの分解・取り付け:20分

まとめ|カメラモニター付きインターホンはDIYでも簡単に後付できる

屋外機に接続されているインターホン用の配線を取り外す
インターホンの室内モニターを取り付ける様子

古いインターホンからカメラモニター付きのインターホンへの交換はとても簡単でした。

たった1万円でカメラモニター付きのインターホンにできるんですから、やらなきゃ損!というくらいオススメのリフォームです。

簡単に交換できるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

カメラモニター付きのインターホンにはいくつか種類があります。

パナソニック製のものでDIY向けのインターホンをピックアップしましたので参考にしてみてください。

とにかく安いものが欲しい人向け

パナソニックのカメラモニター付きインターホン(テレビドアホンVL-SZ25K)
VL-SZ25K(出典:Panasonicホームページ

カメラモニター機能だけあれば十分!とにかく安い方がいい!という方におすすめなのが「VL-SZ25K」です。

このドアホンなら、約1万円出すだけでカメラモニター付きインターホンにできます。

VL-SZ25Kが一番安いモデルなのですがネットショップでも品切れの場合が多いです。

室内モニターの液晶画面サイズが少しだけ大きいVL-SZ30KLならプラス1,000円ほどで売っている場合があるので、Amazonなどで確認してみてください。

すこし予算を出してオシャレにしたい人向け

パナソニックのカメラモニター付きインターホン(テレビドアホンVL-SZ50KP)
VL-SZ50KP(出典:Panasonicホームページ

せっかくインターホンを取り付けるなら見た目もちょっとおしゃれな方がいい!という方には「VL-SZ50KP」がおすすめ。

一番安いモデルの「VL-SZ25K」に比べ、

  • 室内モニターの画面がワイドに!
  • 玄関の屋外カメラはおしゃれなアルミ合金製

になっており、ワンランク上のちょっと高級感のあるドアホンです。

ワイヤレスのインターホンが必要な方

パナソニックの配線工事不要のカメラモニター付きインターホン(ワイヤレステレビドアホンVL-SGZ30)
VL-SGZ30(出典:Panasonicホームページ

配線工事が不要なワイヤレスタイプのインターホンが必要な方には「VL-SGZ30」がおすすめです。

  • 配線工事不要
  • 約2年間電池交換不要で使える!

VL-SGZ30」の室内モニターは壁掛け式なので、通常のドアホンと見た目もほとんど変わりません。

2 COMMENTS

バーダック

私も以前はホームセンターで新品のモニタホンを購入してましたが、
最近はネットで中古品を3,000~4,000円で入手してます。
物件が中古なので、モニタホンも中古でいいやろ、という理屈です。^_^;

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管理人おーき

バーダックさん、こんにちは^ ^
モニターホンにも中古があるんですか!普段は中古とかよく見るのに、モニターホンに関しては全然見てませんでした。
次回から見てみます☆ありがとうございます^ ^

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