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この記事では、巾木(幅木)をDIYで交換・取り付ける方法を写真付きで解説しています。
壁と床の境界に取り付いている巾木。一般的な巾木ならホームセンターで1mあたり100円ほどと格安で手に入ります。
取り付けもボンド付けと釘打ちだけの簡単な作業です。
- 材料代1mあたり100円〜
- 取り付けはボンドと釘打ちだけ
巾木をDIYで取り付ける方法を詳しくまとめたので、ぜひチャレンジしてみてください。
ビフォーアフター
Before
After
ちなみに、巾木のちょっとした傷や凹みを直したい場合は、巾木をまるまる交換するよりイージーリペアキットという補修キットがおすすめです。
フローリングの傷を補修したときの様子を詳しくまとめているので、こちらをご覧ください。
巾木をDIYで交換・取り付けする前の洗面所の床の様子
今回巾木を取り付けるのは、平成7年築の貸家の洗面所の床です。
リフォーム前の洗面所では、塩化ビニール製のソフト巾木が取り付いていました。
ソフト巾木は見た目が安っぽくてあまり好きではないので、木製の巾木を取り付けていきます。
巾木の取り付け前に壁紙やクッションフロアを交換しています。DIYの方法は下の記事を参照ください。
巾木をDIYで交換・取り付けするために準備するもの
巾木を取り付けるために準備するものを説明します。
巾木(ファイバーボード製)
ビバホームで購入した木製の巾木です。
近くのビバホームで木製の巾木を購入しました。
巾木って高そうなイメージがあったのですが、4mでなんと398円!1mあたり100円です。安い!
ただ、木製といっても木の粉を固めたファイバーボード(繊維板)の表面に木目調のシートが貼られているタイプです。
ホームセンターで購入すると、20円でカットしてくれます。あらかじめサイズを測っておいて希望のサイズを言えば、カットの手間もかかりませんでした。
一応似たような巾木の商品リンクを置いておきますが、巾木はとても長いのでネットだと配送料等で高くなります。ホームセンターで購入するのがおすすめです。
巾木を固定する釘
巾木を固定する釘です。
巾木を固定するのに釘を使います。
細めの釘で長さ3〜4cmくらいあればよいと思います。今回は巾木の色に合うふすま用の細い釘が手元にあったので代用しました。
巾木の固定によく利用される隠し釘というものもあります。こちらは釘打ちした後、頭の部分をハンマーで飛ばして釘部分を見えにくくするという便利な釘です。
コーナーキャップ(入隅・出隅)
巾木の角の部分に使用するコーナーキャップ。
コーナーキャップには、凹んだ角に使用する入隅、出っ張った角に使用する出隅の2種類あります。
角のつなぎ目はコーナーキャップで隠せるので便利です。
僕が購入した当時は、ビバホームでコーナーキャップ1個300円ほどでした。
交換に必要な道具・副資材
画像を押すと商品ページに移動します。
- ハンマー(トンカチ)
巾木を釘打ちするために必要です。 - 釘締め
釘打ちの際、巾木表面を傷つけないように釘締めがあると便利です。(ドライバーのようなものでも代用できます。) - 木工用ボンド
木製巾木の場合、巾木の裏面に塗ります。
巾木をDIYで交換・取り付けする方法
では、実際に巾木をDIYで取り付けする方法を写真付きで解説します。
リフォーム手順
巾木を取り付ける場所の長さを測っておきます。
あらかじめ、巾木を必要な長さにカットします。巾木をカットする長さは、膨張を考慮して取り付け先の実際の長さよりも数ミリ短くしておくとよいです。
木製巾木の場合、巾木の裏に木工用ボンドを塗ります。
裏にボンドを塗った巾木を貼り付けていきます。
ここではまだボンドでくっ付いているだけです。
取り付け位置を決めたら、釘打ちして固定します。巾木と同じような色の短い釘(ふすま用釘)を打ちました。
釘打ちの最後は、巾木を傷つけないように先の細いモノ(釘締)を介してハンマーで叩きます。へこんだ溝部分に釘打ちすると隠れるので見栄えも良いです。
巾木の角の部分には専用のプラスチックの部品を使います。(写真は入隅材)
入隅材には釘打ち用の穴があいているので、そこから釘打ちして固定します。
釘打ちしてコーナーキャップを固定しました。
入隅のプラスッチック部品、ビバホームで1つ300円位しました。なんと巾木とほぼ同じ値段なのでびっくり!
ビフォーアフター写真
Before
After
やっぱり巾木のありなしでは大違いですね!とても安かったので大満足です。
使用道具・資材の一覧
外観 | リンク |
---|---|
リフォーム費用と作業時間の目安
リフォーム費用の目安
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
巾木(4m) | 2本 | 400円 | 800円 |
カット代 | 4回 | 20円 | 80円 |
巾木を固定する釘 | 1セット | 240円 | 240円 |
木工用ボンド | 1個 | 250円 | 250円 |
合計 | – | – | 1,370円 |
作業時間の目安
- 巾木の取り付け:30分(カット時間除く)
まとめ|巾木の材料代は意外と安く自分でも簡単に取り付けできる!
今回初めて巾木を取り付けましたが、材料代はわずか1600円でした。
巾木のカットもホームセンターでやってもらったので、実質作業は貼り付けて釘打ちするだけととても簡単なものでした。
巾木はプラスチック製の柔らかいソフト巾木よりも木製(風)の角ばった巾木のほうが見栄えが良いと思います。
釘打ちする際は、釘締めがとても便利なので用意しておくことをおすすめします。
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