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この記事では、畳の表替えをネットで安い価格で売り出している業者さんと、実際にあったトラブルについて記録しています。
畳の表替えなど、リフォームをはじめて依頼するときは不安に感じますよね。
僕は貸家を4軒運営する中で、畳の表替えを合計6回やってきました。
ネットで見つけた業者さんに何度も依頼していたのですが、あるときから「なぞの補修費」を見積もりに入れてくるようになりました。
不審に感じたので押し問答したところ、結局補修費は不要になりました。(信頼できなくなったので、その後、業者さんは変更しました。)
この記事で、
- 畳の表替えをネットの業者に依頼したときのトラブル事例
- 畳の表替えを依頼する際の注意点
- 僕が現在利用している畳業者さん
についてまとめたので、これから畳の表替えを考えている方の参考になれば幸いです。
貸家運営で依頼したこれまでの畳の表替えの記録
- 物件1号購入後
地元の業者さんに依頼 - 物件2号購入後
ネットで見つけた業者Aさんに依頼 - 物件3号購入後
ネットで見つけた業者Aさんに依頼 - 物件4号購入後
ネットで見つけた業者Aさんに依頼→トラブル発生 - 物件2号退去後
ネットで見つけた業者Aさんに依頼→トラブル発生→三条たたみさんに変更 - 物件1号退去後
三条たたみさんに依頼
はじめての畳の表替えは、物件近くの地元の業者さんでした。
2回目の物件2号からは、ネットで見つけた業者さんに依頼するようになりました。
物件2号、3号のときはトラブルは特になかったのですが、物件4号のときにトラブルが起こりました。
畳の表替えをネットの業者さんに依頼したときに起こったトラブル
これまで経験した2回のトラブル事例について、経緯と内容を解説します。
どちらの事例も「補修費」という名目で、畳表替え費用とは別の追加料金を上乗せしてきました。
ちなみにどちらも最終的に補修作業は必要なく表替えができています。
では、それぞれの事例を見ていきましょう。
トラブル事例①:物件4号の畳の表替えの見積もりで謎の「補修費」を追加される
はじめてのトラブルは、物件4号購入後のリフォームで起こりました。
物件4号は内装の状態がとても良くほとんどリフォームも不要な状態。唯一、日焼け?による畳の色が気になっていたので、入居者募集の前に表替えすることにしました。
これまで物件2号、物件3号とネットで見つけた業者さんに依頼していたので、今回も同じところに連絡しました。
前回と同じように畳の表替えをお願いしたいのですが、ネットに掲載されている価格で対応可能ですか?
値段はお電話では決めれないので一度見積もりに行かせてください。
前回はホームページ記載の価格でやりますと言って、すぐに畳を引き取りに来てくれたのですが・・・なんだろう?
とりあえず見積もりに来てもらうことにしました。
早速、業者さんが来てくれました。1階の和室に上がってもらって畳を詳しく見ると思いきや、畳表の材料の話をし始めます。
あの、賃貸用なので一番安いもので良いです。
この畳は補修費が必要なので、一番安いもので3500円ですね。
ん?補修費って何?
- そもそも畳をめくったりして詳しく状態確認していない
- 畳がデコボコ変形しているわけでもなく、すり減った跡すらないほどきれい
- 2階の畳についてはまだ一度も見ていない(ノールック)
ちなみにもう一度畳の状態を載せておきます。
僕が持っている貸家の中でも、リフォーム前にしては一番きれいな状態の和室です。
「補修って何をするんですか?」と聞いても、補修の内容を一切説明せず、とにかく補修が必要だと言います。
一番安い材料で1帖3500円って前回と比べるとえらい高いです。怪しすぎますよね。
前回、一番安い材料でで2300円でやってもらってたのですが・・・
その価格では出来ませんね。
と言って、不機嫌そうに帰っていきました。
こっちもよく分からない補修費を上乗せされるのも嫌なので、もともとの問い合わせ先に電話しました。
すると違う担当の方(たぶん異なる下請け業者さん?)が来て、結局前回と同じ値段でやってくれることになりました。
補修費って何やったんや〜〜〜!
トラブル事例②:物件2号の畳の表替えの見積もりで再び「補修費」を追加される
さて、時は過ぎて半年後、再度同じトラブルが発生しました。今度は物件2号の退去のときです。
新しい業者さんを探すのも手間だったので、前回と同じネットの業者さんに連絡しました。
畳の表替えをお願いしたいのですが、いくらでご対応可能でしょうか?
電話では決めれないので、このあと担当の者から電話させてもらいますね。
むむ、この流れは前回と同じでは・・・。
電話した感じだと、注文だけ受けて下請けの業者さんに仕事を回している感じ。
それは別にいいのですが、こっちとしては決まった価格でテキパキやってくれたら有難いんですけどねぇ。
しばらくして、違う電話番号から連絡がありました。電話に出てみると聞き覚えのある声・・・。
前回、〇〇市(物件4号)で見積もりに行かせてもらったところの方ですか?うちはこの価格ではできませんね。
と言ってすぐに電話を切られてしまいました(笑)
「この価格」ってこっちはまだ値段聞いてないんですが!
しばらくすると、はじめに連絡した業者さんからまた電話がかかってきて、別の担当から連絡するとのこと。
そして、別の担当の方が家にやってきて見積もりの結果。
- 畳の表替え:2200円/帖
- 補修費:1300円/帖
- 合計:3500円/帖
ここでも補修費ですか!
いや、いいんですよ。本当に必要な補修なら。
畳以外の内装の改修を依頼している業者さんは、必要な補修内容はきちんと説明してくれます。特に値引き交渉もせずにいつもお願いしています。
畳の表替えも前回と同じ値段じゃないと絶対ダメ!というわけでもなく、別に材料費や人件費が上がって値上がったなら、それはそれでいいんです。
でも補修の内容については聞いても詳しい説明はありません。
そして、なぜか全部の畳に補修費を適用。
はい、丁重にお断りしました。
変に補修費だの言って釣り上げようとするから、信頼できないんですよね。
みなさんも気をつけてくださいね。
- 畳の状態もろくに確認せず補修費を上乗せしようとしてくる
- 補修費を全部の畳に対して要求してくる
- 不要な材料の変更を勧めてくる
困ったなぁと思っていたところ、ちょうど内装業者さんが来てくれていたので相談してみることに。
そこで教えてもらったのが「三条たたみ」さんでした。
トラブル後は「三条たたみ」さんに会社を変更
ネットで調べてみると、三条たたみさんは創業昭和9年の老舗。
- 畳の新調・張替え
- 襖の新調・張替え
- 障子の張替え
などなど、和室に関するさまざまな事業を手掛けているようですね。
さっそく見積もりに来てもらいました。
今度は補修費などの話も一切なく、貸家なのでで安い材料でお願いしたいと伝えると、快く引き受けてくれました。
当時引き受けてくれた価格は、一番グレードの低い素材で2800円/帖ほどでした。
それ以降、畳の表替えに限らず、ふすまや障子の張替えも依頼するようになりました。
まとめ|畳の表替えでは謎の補修費に気をつけよう
今回は、ネットに掲載されていた畳表替えの業者さんで起こったトラブルについて書きました。
補修も本当に必要なら直してもらわなければいけません。しかし、畳の状態を見てどこをどのように補修するのかくらいは説明がほしいところですね。
また補修が全ての畳に対して必要、というのも注意が必要です。補修が不要な畳もあるはずですから。
- 畳の状態をろくに確認せず補修費を上乗せしていないか?
- 補修費を全部の畳に対して要求していないか?
- 不要な材料の変更を執拗に勧めてこないか?
内装屋さんに紹介してもらった「三条たたみ」さんでは、これまでこういったトラブルはなかったので、僕は信頼してリフォームをお願いしています。
畳の表替え業者さんを探している方は、一度試してみてくださいね。