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門扉や取っ手(ハンドル)をスプレー塗装する方法|DIYでペンキを塗替えるときの手順・必要道具・注意点まとめ

門扉の取っ手をスプレーでペンキ塗装する方法

この記事では、門扉や取っ手をDIYでスプレー塗装する方法をまとめています。

ペンキが剥がれてきた門扉は見栄えが悪いですよね。特に取っ手部分は手元で見るところなので目立ちます。

そんなときはスプレー塗装するととてもきれいになります。

僕が実際にスプレー塗装したときのことをまとめたので、これから門扉の塗装を考えている方の参考になれば幸いです。

  • 何度でもやり直しできる
  • 補修キットは3千円ほど

ビフォーアフター

Before

スプレーで塗装する前の門扉の取っ手・ハンドル

After

DIYでスプレー塗装したあとの門扉の取っ手・ハンドル
MEMO

今回の記事では門扉の取っ手部分の塗装について解説していますが、門扉全体の塗装も同じ方法です。

DIYで塗装する前の門扉の取っ手の様子
塗装前の門扉
取っ手の一部がないスプレー塗装前の門扉
なぜかハンドルがない門扉

今回塗装するのは、平成2年築の貸家の門扉の取っ手。退去があったので家を確認しに行くと、門扉のハンドルがなくなっていました。。。

周囲を探してみると庭に落ちていました。

取れて放置された門扉の取っ手
門を入ってすぐ後ろの庭
取れて放置された門扉の取っ手
放置された門扉の取っ手

こんなところに放置しないでよ・・・。まぁ見つかったのでひと安心。

アルミ製だから屋外放置でもほとんど錆びていませんでした。鉄製だとめっちゃ錆びてたと思います。

スプレーで塗装する前の門扉の取っ手・ハンドル
塗装が剥げた門扉の部品
外れかけた門扉のストッパー
外れかけた門扉のストッパー

門扉を観察すると全体的にペンキが薄くなってきており、特にハンドル部分のペンキが剥がれが目立っていました。

ペンキが剥がれたままなのは見た目的に良くないので、今回はこのハンドル部分のみを塗装することにしました。

 

門扉の塗装用スプレーを選ぶときの注意点

門扉の塗装用のスプレーをホームセンターに買いに行ったとき、種類がありすぎてどれを選んだらよいかよく分かりませんでした。

そこで塗料メーカーのホームページなどを読みこみ、スプレー選びの注意点をまとめました。

  1. 塗膜が硬くなるラッカー系のスプレーを選ぶ
  2. 成分にニトロセルロースが含まれているか要チェック
  3. ラッカー系の塗料は古い塗膜を溶かすことがあるので要注意
  4. 非鉄金属(アルミ等)にはメタルプライマーを塗る

それぞれについて簡単に解説します。

①塗膜が硬くなるラッカー系のスプレーを選ぶ

ペンキ(スプレー)の種類(水性・油性・ラッカー)

塗料は溶剤の種類(うすめ液)で大きく分けると次の3種類あります。

  1. 水性
  2. 油性
  3. ラッカー系

塗料メーカーホームページの解説によると、ラッカー系の塗料は他の塗料に比べて塗膜が硬くなります。

塗膜の種類塗膜の硬さ塗膜の粘着感
油性やわらかいわずかにある
ラッカー系硬いほとんどない
出典:アサヒペンホームページ

今回塗装する門扉の取っ手などは手を触れたりこすれたりするところなので、ラッカースプレーを選ぶと良いです。

ラッカースプレーを選ぶ際、実はラッカースプレーという商品名でもラッカー系の塗料でない場合があるので注意が必要です。

②成分にニトロセルロースが含まれていることを確認する

塗膜の硬くなるので門扉の塗装に適したラッカースプレーですが、ここでいうラッカーとはニトロセルロースを含む塗料のことです。

ラッカースプレーとして市販されている塗料には、速乾性だけを意味してラッカースプレーと呼んでいる場合があります。

その場合、ニトロセルロースを含んでいないことがあります。

ニトロセルロースを含まないラッカースプレー

こちらの商品は、商品名はラッカースプレーですがニトロセルロースを含んでいません。

ラッカー系の塗料は水性ではないのでおかしいですよね。

もちろん使えなくもないですが、ニトロセルロースを含んでいる方が塗膜が硬くなるので門扉の塗装にはおすすめしません。

ニトロセルロースを含むラッカースプレー

こちらの商品は正真正銘のラッカースプレー。成分にニトロセルロースが含まれているので塗膜が硬くなります。

ラッカースプレーを選ぶときは「成分にニトロセルロースが含まれていること」を確認しましょう。

門扉の塗装におすすめのラッカースプレーですが、実は古い塗膜への上塗りに使うと悪さをする場合があります。

③ラッカー系の塗料は古い塗膜を溶かすことがあるので要注意

上の写真は、白い油性塗料の上に赤いラッカースプレーで塗装したとき、古い塗膜が溶けてしまって上手く塗装できない様子を示しています。

このように、ラッカー系の塗料に使われている強い溶剤(塗膜となる樹脂を液体にするもの)が古い塗膜を溶かしてしまう場合があるので、扱いに注意が必要です。

アサヒペンのホームページで詳しく解説されているので、興味のある方はご覧ください。

古い塗膜を溶かしてしまうことのあるラッカーですが、次で説明するメタルプライマーを下塗りすると問題なく使えるようになります。

④非鉄金属(アルミ等)にはメタルプライマーを塗る

門扉によく使われているアルミなどの非鉄金属は、鉄と比べて塗料の付着性がよくありません。

一般的に売られているスプレーの用途をよく見ると、木部・鉄部となっていることが多く、アルミに塗れるスプレーは少ないです。

もちろんアルミに対応したスプレーもありますが、カラーバリエーションが少なかったりします。

そこで便利なのが「メタルプライマー」です。

スプレー塗装する前に、メタルプライマーを下塗りすると水性・油性・ラッカー問わず塗装できるようになります。

ラッカースプレーを使っても、古い塗膜を溶かすこともありません。

非鉄金属への塗装やラッカースプレーを使うときには、メタルプライマーを準備しておくとよいです。

ここまで解説したスプレー選びの注意点をまとめておきます。

スプレー選びの注意点まとめ
  1. 塗膜の硬くなるラッカー系がおすすめ
  2. ニトロセルロースを含むラッカースプレーを選ぶ
  3. ラッカーは下地の塗膜を溶かす場合があるので要注意
  4. 非鉄金属、古い塗膜がある場合はメタルプライマーを塗る

 

門扉や取っ手(ハンドル)をスプレーで塗り替えるために用意したもの

アサヒペンのカラーアルミスプレー(ホワイト)

今回、門扉の取っ手の塗装に使うのはアサヒペンのカラーアルミスプレーです。色はホワイトのツヤ有りを選びました。

  1. 特徴
    • アルミに直接塗れる(鉄部も可)
    • 塗料タイプはアクリルラッカー(シルバーメタリック、透明クリヤはアクリル樹脂塗料)
  2. 乾燥時間
    • 夏季:20〜30分
    • 冬期:40〜60分
  3. 容量・塗り面積
    • 300ml:2回塗りで0.6〜0.9m2

アルミに直接塗れるタイプなので、アルミ製の門扉などに適しています。

成分にニトロセルロースが含まれたラッカースプレーなので、下地に塗膜がある場合はメタルプライマーも準備しておくと無難です。

注意

シルバーメタリックと透明クリヤはラッカー系塗料ではなく通常の油性塗料なので注意しましょう。

アサヒペンのメタルプライマー

今回使用するスプレーがラッカー系かつ下地に塗料が残った状態で塗装するので、下塗り用にメタルプライマーも購入しました。

  1. 特徴
    • 非鉄金属に下塗りすると、塗料が密着するようになる
    • ラッカー塗料、油性塗料、水性塗料が上塗りできる
  2. 用途
    • 銅、真ちゅう、アルミニウム、ステンレス、クロームメッキ、亜鉛メッキ、ブリキ、鉄
  3. 容量・塗り面積
    • 300ml:1.5〜1.8m2
MEMO

アルミニウムやブリキに塗る場合は#600〜1000のサンドペーパーで研磨します。

スプレー塗装に必要な道具・副資材

アネックス ANEX エイトマングリップボーイ8本組ドライバーセット No.5800
①ドライバー
IRIS 養生ポリシート 0.01mmx0.9m×200m M-PS1-9200S
②養生ビニールシート
角利 サンドリー SUNDRY ワイヤーブラシ3本組 真鍮・ステンレス・ナイロン SWB-3
③ワイヤーブラシ
Bigman ビッグマン 耐水ペーパーセット #400#600#800#1000 各1枚計4枚セット 耐水紙ヤスリ 耐水ヤスリ
④耐水ペーパー

⑤歯ブラシ
ウタマロ クリーナー 400ml
⑥中性洗剤
  1. ドライバー
    門扉の取っ手部分の分解・組み立てに使います。
  2. 養生ビニールシート
    スプレー塗装する際の養生に使います。新聞紙やダンボールなどでもOKです。
  3. ワイヤーブラシ
    剥がれかかった古い塗膜を剥がすのに使います。
  4. 耐水ペーパー
    塗装前に下地をなめらかに削るのに使います。#600〜#1000程度を用意します。
  5. 歯ブラシ
    塗装前に汚れを落とすときに使います。
  6. 中性洗剤
    塗装前に汚れや油分を落とすのに使います。

 

門扉や取っ手をDIYでスプレー塗装する方法

リフォーム手順

門扉の取っ手を分解する
門扉のハンドルを分解した様子

門扉のハンドルをドライバーで分解します。

剥がれかけの古い塗膜を取り除く
ワイヤーブラシで門扉の古いペンキ塗膜を取り除く様子

剥がれかかった古い塗膜はワイヤーブラシやスクレーパーなどで剥がします。

注意

すべての塗膜を取り除く必要はありません。

サンドペーパーで平滑にする

#600〜1000のサンドペーパーを使って表面を平滑にします。

中性洗剤で油分や汚れを落とす

中性洗剤を使って汚れや油分を取り除きます。

MEMO

掃除したあとは十分乾燥させておきます。

ビニールシートや新聞紙で養生する

スプレーの塗料がついて困る場所はビニールシートや新聞紙でカバーしておきます。

メタルプライマーを塗る

メタルプライマーで下塗りします。こちらは1回塗りだけでOKです。

メタルプライマーを乾燥させる

メタルプライマーを十分乾燥させます。

乾燥時間の目安
  • 夏季:15〜20分
  • 冬期:30〜40分

参考:アサヒペンホームページ

スプレーで塗装する
アサヒペンのカラーアルミスプレーで門扉の取っ手を塗装した様子

スプレーで塗装します。2回塗りで仕上げるのであまり吹き付けすぎないように注意します。

塗料を乾燥させる
門扉の取っ手をスプレーで塗装して乾燥させている様子

塗料を十分乾燥させます。

乾燥時間の目安
  • 夏季:20〜30分
  • 冬期:40〜60分

参考:アサヒペンホームページ

2度塗り→乾燥させる
門扉の取っ手部品をスプレーで塗装した様子

1回目と同じように2度塗りして乾燥させます。2度塗りするとだいぶきれいに仕上がります。

門扉を組み立てる
塗装した門扉の取っ手を組み立てる様子

分解していた門扉を組み立てます。

門扉の取っ手のスプレー塗装完了

ビフォーアフター写真

Before

取っ手の一部がないスプレー塗装前の門扉

After

ラッカーでスプレー塗装した門扉の取っ手

Before

スプレーで塗装する前の門扉の取っ手・ハンドル

After

DIYでスプレー塗装したあとの門扉の取っ手・ハンドル

Before

外れかけた門扉のストッパー

After

ラッカースプレーで塗装し修理した門扉の取っ手の受け部分
OKI
OKI

取っ手だけきれいになったので、なんだか浮いてしまった気もします。

使用道具・資材の一覧

外観リンク

リフォーム費用と作業時間の目安

リフォーム費用の目安

項目数量単価金額
ラッカースプレー1本1,600円1,600円
メタルプライマー1本1,100円1,100円
サンドペーパー1セット1,000円1,000円
ワイヤーブラシ1本500円500円
合計4,200円
MEMO

ビニールシートや歯ブラシ、ドライバーは含めていません。

作業時間の目安

  • 分解洗浄:2時間(乾燥含む)
  • プライマー:1時間(裏表、1度塗り)
  • スプレー:2時間(裏表、2度塗り)
  • 合計:5時間程度

 

まとめ|門扉の剥がれたペンキもメタルプライマーとラッカースプレーで元通り!

ワイヤーブラシで門扉の古いペンキ塗膜を取り除く様子
門扉の取っ手部品をスプレーで塗装した様子

今回、門扉の取っ手部分をラッカースプレーで塗装しました。素人仕上がりではありますが、見た目だけはとてもきれいになり大満足です。

門扉全体の塗装も同じ方法で塗替えできます。(今思うとやっておけばよかったと後悔・・・。)

門扉のスプレー塗装のポイントをまとめると次の通り。

  1. こすれるところは塗膜の強いラッカー系を選ぶ
  2. 剥がれかけの塗膜は削ってからヤスリがけしてきれいにする
  3. メタルプライマーを塗ってからスプレー塗装する

特に最初のスプレー選びで迷う事が多いと思いますが、メタルプライマー+ラッカースプレーを選べば間違いないと思います。

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