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この記事では、トイレの温水洗浄便座(ウォシュレット・シャワー便座)を自分で取り付ける方法を解説しています。
これまで貸家4軒のうち、ウォシュレットのなかった3軒で後付で設置してきました。
ウォシュレットの取り付けは専門技術も必要なく、費用も本体代の1万5千円ほどで後付けでも設置できます。
- はじめてでも簡単に設置可能
- 費用は部品代の1万5千円〜
実際に取り付ける方法を詳しくまとめたので、参考にしてみてください。
ビフォーアフター
Before
After
上のビフォーアフター写真では、温水洗浄便座の他に以下のリフォームもしています。
温水洗浄便座(ウォシュレット)を自分で取り付ける前のトイレ便座
今回交換予定の古いトイレの便座です。
今回の作業場所は、平成3年築の貸家のトイレ。
元々取り付いていた便座はフタ付きのただの便座なので、今回新しくウォシュレット(温水洗浄便座)を取り付けていきます。
温水洗浄便座(ウォシュレット)を自分で取り付けるために準備するもの
温水洗浄便座の取り付けに必要なものを説明します。特に今のトイレがただの便座で後付で温水洗浄便座を取り付ける場合、電源コンセントがあることを確認してください。
温水洗浄便座(パナソニック ビューティ・トワレ)
今回購入したパナソニックのビューティトワレ(温水洗浄便座)です。近くのビバホームで13800円くらいでした。
商品の中には、取り付け用の部品が全部入っているので追加購入が必要なものは特にありません。
- 温水洗浄便座
- 分岐用の給水ホース(黄色のホース)
- フレキ管(銀色の管)
- 便座固定部品2本(白色の棒)
- パッキン
- 給水ホース固定具(右下端の灰色のもの)
取り付けに必要な道具・副資材
画像を押すと商品ページに移動します。
- モンキーレンチ
既存の水道パイプの取り外しや組み立てに使います。 - ドライバー
水道の元栓を締めるのに使います。 - ぞうきん
水道管の取り外しの際に、水がこぼれる場合があるので雑巾が必要です。
電源コンセント(アース付)
温水洗浄便座で使用する電源コンセント。
温水洗浄便座の取り付けで注意が必要なのが「トイレ内に電源があること」です。
今回取り付けるトイレでは電源コンセントがなかったので、電気屋さんにお願いしてアース付きの電源コンセントを増設してもらいました。
温水洗浄便座(ウォシュレット)を自分で取り付けする方法【パナソニック ビューティ・トワレ交換例】
では実際に温水洗浄便座を自分で取り付ける方法を写真付きで解説していきます。
リフォーム手順
作業中、水道管を分解するので、止水栓を閉じておきます。
タンクにつながっている古い水道管をモンキーレンチで外します。
水道管を分解するときは、水が出る場合があるので雑巾を当てておきます。
下側も同じように分解します。(雑巾を当てるのを忘れずに!)
古い水道管を取り外しました。
分岐用給水ホースを取り付けていきます。
トイレの止水栓の接続部分に付属の青いパッキンを置きます。
分岐用給水ホースをモンキーレンチで取り付けます。
新しい水道管となるフレキ管(付属品)を取り付けていきます。
分岐用給水ホースの接続部分にゴムパッキンを付けます。
フレキ管を手で軽く取り付けます。(この時点では仮締め)
フレキ管を分岐用給水ホースに仮接続しました。
フレキ管を曲げて上側のトイレタンクの入り口接続部に合わせます。
フレキ管の形状を決めたら、トイレタンクとの接続部分にパッキンを入れます。
トイレタンクとの接続部分を本締めします。
分岐用給水ホース側も本締めします。
フレキ管の取り付けが完了しました。
分岐した給水ホースを温水洗浄便座に接続します。
温水洗浄便座の裏面に給水ホース用の穴があります。
温水洗浄便座に給水ホースを差し込みました。
給水ホースを差し込んだら、給水ホースと温水洗浄便座を固定する部品で固定します。
固定部品はカチッとはめ込んで固定します。
給水ホースを温水洗浄便座に固定できました。
便座固定用部品とはこんな部品です。
ネジ式になっていて、下側の固定部品は外しておきます。
便器の上からスポッと入れます。
下側から固定部品を回して固定します。
便器固定用部品を取り付けました。
温水洗浄便座を便器の上に置き、赤い矢印の下の穴に位置を合わせます。
温水洗浄便座を動かして固定部品をはめこみます。
多少は前後に動かせるので上手く位置調整します。
最後に電源とアースに接続します。
ビフォーアフター写真
Before
After
使用道具・資材の一覧
外観 | リンク |
---|---|
リフォーム費用と作業時間の目安
リフォーム費用の目安
- 温水洗浄便座:14000円
作業時間の目安
- 取り付け時間:30分程度
まとめ|温水洗浄便座(ウォシュレット)はDIYでも簡単に後付けできる
ウォシュレット(温水洗浄便座)はDIYでも簡単に30分程度で簡単に取り付けできました。
費用も本体代の1万5千円ほどなのでお手頃価格。ぜひDIYの取り付けにチャレンジしてみてください。
これから温水洗浄便座を取り付ける人に向けて、温水洗浄便座の選び方について簡単に解説しておきます。
温水洗浄便座の大きなタイプの違いは水の温め方です。水の温め方には次の2種類があり、どちらも一長一短です。
①瞬間式の温水洗浄便座
②貯湯式の温水洗浄便座
僕の場合は貸家用なので、設置コストの安い貯湯式を選んでいます。
商品によっては、温水洗浄以外にいろんな機能がついています。主な機能は次の3つですが、機能が多いほど値段が高くなります。
①脱臭機能付きの温水洗浄便座
②温風乾燥機能付きの温水洗浄便座
③フタ自動開閉機能付きの温水洗浄便座
温水洗浄便座の主な製造メーカーは次の3つです。よく使われるウォシュレットはTOTOの商標で、メーカーによって名前が違うのでご注意ください。
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