浴室のタイルの上に貼れる壁パネル、アルパレージの貼り付け。

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浴室のタイルの上から貼れる壁パネル、アルパレージのリフォーム日記です。

僕の買う物件は平成築ですが浴室はタイル貼りのものばかり。浴室ごとごっそり入れ替えない限り見た目は変えれないと思っていたのですが、フクビのアルパレージという壁パネルで綺麗にできそう!というわけで、今回初めて浴室のタイルの上に壁パネルを貼ってみました。

作業ボリュームがとても大きく、日記もすごく長〜くなっております。ご容赦ください。

アルパレージってどんなもの?

アルパレージ

アルパレージは発泡樹脂でできた浴室のタイルの上に貼ることができる壁面化粧パネルです。ネットで購入するとこんな感じでダンボールに挟まれて送られてきます。

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高さ2450mm×幅910mmなのでとても大きいです。高さがあるので縦置き厳禁!曲がって折れてしまいます。(運送業社さんが駐車場に置いていってくれた時は縦置きされていて焦りました^^;)

規格品であれば、以下の12種類のデザインから選ぶことができます。

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(出典)フクビ アルパレージカタログより

規格品は3~4日で手に入れることができます。規格品以外にも色や柄はありますが、少し高くなったり入手まで時間がかかるようです。今回、ライトブラウン(TK)と大理石柄(SJ)を購入してみました。下の写真はライトブラウン。

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もっとオレンジ色かと思ったら木目調のパネルでした。裏面は薄いプラスチックのようなものが貼られており強度を高めているようです。

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大理石柄のパネルはこんな感じ。

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材質は高密度の発泡材のような感じでそこそこ硬いです。化粧面側は印刷なので硬いものをぶつけると削れてしまうので注意が必要です。よくあるプラスチック製の浴室パネルとはやはり少し違うのがちょっと残念。

カッターナイフで切れ込みを入れることができ、バキッと手で折ることもできます。ちなみに加工のときはカッターナイフで切断します。

パネルの左右端にはオス型・メス型のサネ形状になっていて、パネルとパネルをはめ合わせるようになっています。

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(出典)フクビ アルパレージ施工説明書より

メス型サネ

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オス型サネ

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下の写真のようにオス型メス型サネをはめ合わせてパネルを取り付ける形状になっています。

パネルのはめ合わせ

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気になるお値段ですが1枚12000円ほどとお高いです。160cm×120cmのサイズの浴室で、天井分も含めて7枚購入しました。パネル代だけで8万4000円近くしました。

専用接着剤

アルパレージの施工には専用の接着剤が必要です。こちらは先日記事にしました浴室床シートのペディシートの専用接着剤と同じものです。

アルパレージの接着剤セットには施工に使用する両面テープが入っています。

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接着剤3本でだいたいパネル2枚分です(パネル2枚で2.5本の使用が目安)。こちらも1セット6500円ほどとお高いです。今回パネル7枚ですから、4セット購入。接着剤だけで25000円近くしました。

端面用部材

パネルの貼り付けの際に使用するのが端面用の部材。浴室の角や床との境界に使用する部材です。

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主に使用するのは以下の4種類です。

  • 見切り材
  • 入隅材
  • 出隅材
  • ジョイント

それぞれ用途が異なりますので簡単に解説しておきます。

見切り材

見切り材はパネルが途切れる部分、壁と床との境界、壁と浴槽の境界などに使用します。

下の写真の黒色の部材がメス型、白色の部材がオス型です。オス型・メス型2つの部品で構成されていて、二つの部材でパネルの端部を挟みます。施工時には先にメス型を下地に取り付けておき、パネルを貼ったあとにオス型をパチンとはめ込む構造になっています。

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施工完了後、メス型はパネル背面に隠れ、オス型のみ表面に見えるようになります。材質はプラスチックなので、カッターナイフで必要な長さに加工して使用します。

入隅材

入隅材は浴室の角に使用する部材です。こちらもオス型・メス型の部材があり、2つのパネルが直角に挟み込める形状になっています。

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出隅材

出隅材も浴室の角に使用する部材です。先ほどの入隅材と異なり、出窓などの出っ張った角に使用します。

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出隅材はオス型メス型の区別がない一体型の部材です。

ジョイント

ジョイントは、パネルとパネルの間に使用する部材です。

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通常パネルの貼り合わせは、先ほど説明したパネル端のオスサネ・メスサネを使用しますが、自分で加工したパネル同士などを組み合わせたい時に、このジョイントで結合することができます。

リフォーム費用・作業時間

リフォーム費用

浴室のサイズは160cm×120cmで出窓付き。費用の内訳は以下の通り。

  • パネル代:12636円×7枚=88452円
  • 接着剤:6415円×4セット=25660円
  • 端面部材(見切り):855円×8本=6840円
  • 端面部材(入隅):570円×3本=1710円
  • 端面部材(出隅):570円×1本=570円
  • 端面部材(ジョイント):570円×1本=570円
  • シリコン:400円×2本=800円
  • 合計:124602円

作業時間

初めての作業で30時間ほどかかりました。慣れてくるともう少し早くできるかもしれません。

リフォーム手順

それではリフォーム作業に入っていきます。記事がとても長いですが、作業中の細かな工夫など端折って書いています。大まかな流れが把握できれば幸いです。

メス型の端面部材の取り付け

まず浴室にメス型の端面部材を取り付けていきます。必要な長さを測ってカッターナイフで切断します。

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このメス型端面部材は最終的に見えなくなる部分なので、綺麗に切らなくても大丈夫です。長さもだいたいでOK。

浴室の角、壁と床との境界

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角には入隅材、床との境界には見切り材を使用。角の入隅材が床に接するように配置し左右から見切り材で挟んでいます。

浴槽の横のタイル一列分のスペース

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出っ張り角の処置が難しそうなので、入隅材を使用せず見切り材のみで囲みました。

浴室扉周り

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扉のサッシ周りは見切り材で囲んでいます。サッシより上の壁面の角には入隅材を使用せず、サッシで使用している見切り材をそのまま伸ばしました。

端面用部材の接着

全ての場所にメス型端面用部材を用意したら、専用接着剤で接着していきます。

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タイル側に接着剤をつけるよりも写真のように端面用部材の裏に接着剤をつけた方がよいです。浴室は歪んでいることが多く、浴室側に接着剤をつけると端面用部材がまっすぐなので上手く接着剤が付いてくれませんでした。

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こんな感じで、パネルの端面となる部分に全てメス型端面材を接着しました。出っ張り角につける出隅材はパネルを接着するときに取り付けます。

水栓・照明などの取り外し

メス型端面材の準備が終わったら、パネルの加工のために壁面を採寸するので、作業の邪魔になる水栓や照明を取り外します。

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水が出てこないように水道の元栓は締めておきましょうね。

パネルの加工

型紙で壁面の形状を採寸する

パネルを壁面の形状に合わせて加工するために、型紙を使って採寸していきます。メジャーでは歪んだ形状を上手く把握できないので型紙をお勧めします。はじめメジャーで測って加工したらとても大変でした^^;

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換気扇や水栓の位置も型紙だと簡単に位置取りできます。

型紙で採寸したら、パネルの上に固定します。ちなみに、パネルは左手にオスサネ、右手にメスサネが来るようにしましょう。

上の写真では換気扇の壁面の左から2枚目のパネルを採寸しているので、左手にオスサネが来るように型紙をセットしています。これで1枚目(左側のパネル)のメスサネとはめ合わせることができます。

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パネル化粧面に向かって左手にオスサネ、右手にメスサネが来るようにしましょう。

型紙をセットしたら、油性ペンで罫書きします。

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パネルに罫書きしたら定規とカッターナイフを使って切断します。

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何度も何度もカッターナイフで切れ込みを入れます。

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こんな感じで切断できました^^

切断したパネルの微調整

次に切断したパネルを浴室へ持って行き、指定の場所へはめ込んでみます。

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やはりすんなりは入ってくれません。どこが引っかかっているかを確認して、またカッターナイフで微調整します。

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はめ込んでは修正、はめ込んでは修正の繰り返し。

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ようやくスッポリはまるようになりました。この作業を天井と出窓以外の全ての壁面に対して行います。天井と出窓は壁面が終わってから最後に作業します。

水栓用の穴もあらかじめ開けておきます。

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全ての壁面のパネルの準備が完了しました。

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この作業がとても時間がかかります。パネル1枚で軽く1~2時間はかかると思います。

パネル位置のマーキング

パネルの微調整の際、はめ込み位置を決めたらテープでパネルを固定して、そのパネルの位置が分かるようにマーキングしておきましょう。

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これは接着剤でパネルを貼り付ける際に、パネルの位置が正しい位置に来ているか確認用に必要となります。僕は至る所にこのマーキングをしておきました。

2枚のパネルがまっすぐはめ合わせるためには、接着する時にも2枚とも仮止めの時と全く同じ位置にパネルを設置しなければなりません。その際、このマーキングの目印がないと、正しい位置で接着しているか分からなくなるため、マーキングが必要になります。

パネルの貼り付け

パネルの加工が終わったらようやく接着です!壁面に両面テープ、接着剤の順で貼り付けていきます。ちなみにパネルは左から時計回りに貼り付けます。

両面テープの貼り付け

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両面テープの貼り付けは以下の間隔を守って貼り付けます。

  • 横方向:410mm以下の間隔
  • 縦方向:750mm以下の間隔
  • パネル周囲:40mm(接着剤塗布用)
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(出典)フクビ アルパレージ施工説明書より

両面テープはあくまでも接着剤が固まるまでのパネルの位置固定用です。接着剤は液状ですぐ固まらないので、接着剤だけだとパネルが動いてしまいますからね!

また下地が凸凹している場合は両面テープを2枚重ねて調整しても良いようです。

接着剤の塗布

両面テープを貼り終わったら専用接着剤を塗布していきます。

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両面テープの内側は波型に、外側は直線に接着剤を塗布します。

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接着剤の使用の目安はパネル2枚で2.5本。接着剤が両面テープより3mm高くなるようにケチらず盛り盛りで塗布します。

パネルの貼り付け

接着剤を塗布したらパネルの貼り付けです!

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ここで先ほどのマーキングが役に立ちます。

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パネルをそ〜っとセットしてみて、マーキングの位置を確認。大丈夫そうなら両面テープの上を圧迫して貼り付けます。上手くいかなかったら剥がしてやり直し。

パネルが両面テープにくっついてしまうとなかなか取れなくなってしまうので注意してくださいね。また接着剤部分はあまり圧迫しない方が良いようです。

左側のパネルを貼ったら、同じように右側のパネルを貼り付けます。

まず両面テープを貼り付けて、

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接着剤を塗布します。

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そして貼り付け!!

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左側のパネルの位置がずれていると、右側のパネル位置にも影響してきてはまらなくなりますので注意が必要です。マーキングを見て正しい位置に貼り付けましょうね。

だいぶ仕上がってきましたね〜。

オス型の端面部材の取り付け

パネルを貼り付けたら、オス型の端面部材を取り付けます。

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取り付けの前に防カビ剤入りのシリコンを塗布します。

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あらかじめ加工しておいたオス型の端面剤をパチンと押し込みます。

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端面が綺麗に仕上がりました。オス型の端面部材の加工もカッターナイフでできます。これは表面に見える部材なので綺麗に加工しましょうね!

これで残りの貼り付け箇所は出窓と天井だけになりました。

出窓の施工

出窓も壁面のときと同様に作業します。

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出窓右側のオレンジ色のパネルとの境目にはジョイントの端面部材(下の写真でテープで固定している白い部材)を使用しました。オレンジ色のパネルを貼り付けた際に一緒に取り付けておきました。

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上の写真の下の方にある出窓の出っ張り角の端(白色の端面剤が交差する部分)の処理がなかなか難しかったです。上からはジョイント、下からは入隅材、左からは見切り材、そして出っ張り角用の出隅材が交差するので、どのように加工したら出窓の角を綺麗に囲めるか結構悩みました。

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写真では適当に長さを揃えているだけに見えますが、ジョイントの長さや位置は出隅材の高さに合うように揃えていたり、結構苦労が隠れています。(後ほど仕上がりの写真が出てきます。)

端面材の位置をきちんと考えた上で、パネルを貼っていきます。先ほどと同じように両面テープを貼り接着剤を塗布します。

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下側のパネルも貼り付けます。

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そしてようやく登場。これが出っ張り角に使用する出隅材です。少し加工してあります。

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これを接着が固まる前にパネルにはめ込みます。

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端面材が交差する部分はこんな感じ。

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反対側も加工してあります。

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今思うと斜めに切らなくても良かった気がします(笑)

上側の角っこはこんな感じ。

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だいぶ気を使って加工しました。(自分では結構綺麗にできたと思っています(笑))

出窓の4面全て貼り終えるとこんな感じになりました。

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出窓のシリコンコーキングは後ほど。

天井の施工

壁面に全てパネルを貼り終えたら天井の施工です。

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(出典)フクビ アルパレージ施工説明書より

壁面と同じように作業するのですが、上の図のように壁面のパネルを貼った後にメス型の端面部材(上の図の見切)を取り付けます。

天井はパネルを4分割して施工します(説明書推奨)。その場合、パネルを分割するのでジョイントを使う必要があります。

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天井にジョイントを取り付けて、型紙で採寸しパネルを1枚ずつ貼っていきます。下の写真の真ん中の白いラインの部材がジョイントです。

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天井へのパネルの貼り付けはしっかり接着しておきたいので、両面テープと接着剤を普段より多めに使用しました。このあとオス型の端面材を取り付けたら天井の施工は完了です。

シリコンコーキング

最後にシリコンコーキングをします。端面部材のところはする必要ありませんが、見切り材で途切れている浴槽や壁との境界にはシリコンコーキングします。

浴槽・床との境界

マスキングテープを使ってシリコンコーキングしていきます。

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シリコンは防カビ材入りを使用しましょう〜。気になるところは全部シリコンコーキングしたら良いと思います。

出窓の隙間

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出窓の隙間も水が落ちてくるのでシリコンコーキングしておきます。

このあと水栓や照明を付け直して作業完了です!長かった〜〜。

ビフォーアフター

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違うアングルの写真も。

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すごく時間のかかったリフォームですが、見た目がとても綺麗になりました〜!

合計で12万円強の費用がかかりました。でも12万円でタイル貼りのお風呂がパネル貼りになるならなかなか良い気がします。これから物件を見るときに、タイル貼りのお風呂でも15万円見ておけば良いですしね。

その代わり作業はとても大変です。作業時間は30時間近くかかっており自分の人件費を考えると・・(お金のない人はしょうがない)。初めての作業だったので余計時間がかかったかなぁ。2回目だともう少しテキパキできるかもしれません。

あとは耐久性がどれくらいか。また数年後の退去時にどうなっているか楽しみですね。

以上、浴室のパネル貼りの日記でした。おしまい。

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2 件のコメント

  • 神戸市でボロ戸建大家をしております貧乏自営業の、まりも、と申します。凄く勉強になります。次の物件では挑戦してみます。

    • まりもさん、はじめまして^^
      コメントありがとうございます。パネル貼りは結構大変で耐久性がどれくらいなのかちょっと不安なところもありますが、見た目は格段に良くなりますので是非是非挑戦してみてください☆

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